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ミール情報 1999年 5月27日現在の状況

5月27日付モスクワロイター通信社

 ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)関係者は、イギリス人投資家Llewellyn氏とのミール搭乗の交渉が不成立になった理由として、Llewellyn氏の身長がソユーズの搭乗員として高すぎるこが判明したためとしている。

 Rosaviakosmos関係者によると、ロシアの宇宙飛行士は通常身長が167.5cm(5foot 7inches)以下であるが、Llewellyn氏の身長は185cm(6foot 2inches)以上であるため、唯一の席はコマンダーシートとなり、無理に搭乗させるとクルー全体の安全に影響が出るとしている。

 Rosaviakosmos関係者は、交渉不成立という結果がミールの将来にどのような影響を与えるかは、すぐには分からないが、予定した8月デオービットは無く、今後も民間投資家を捜していくとしている。


最終更新日:2002年6月20日

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