ミール情報 1999年5月25日現在の状況 | |
- 5月25日付ロイター通信社
スペースシャトル・ディスカバリーの打上げのため米国を訪れているロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)のBoris
Ostroumov氏は、25日に開かれたKSCでの記者会見で、ミールの今後の運用に関する質問に対し、宝物(treasure)であるミールをスクラップにする計画はないと語った。
ミールは、本年8月で政府による運用資金が切れるが、5月21日、エリツィン大統領はミールの運用を行っているエネルギア社に対し、ミールを軌道上に維持するための民間投資家探しを指示した。
Ostroumov氏は民間投資家の獲得についてコメントはしなかったものの、資金問題に関わらず、ミールは2000年2月まで飛行し続けるであろうと述べた。
Ostroumov氏はISSへの貢献に関して、ISS計画への参加を最優先で考えており、ISSでの責任遂行のためにはミールを犠牲にすると述べた。
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