ミール情報(1998年 7月17日)
● 7月17日現在の状況
- モスクワAP通信社によると、ロシアは8月13日に打上げを予定しているミール宇宙ステーションの次期クルー3名の軌道上でのミッションを、資金不足により縮小する考えでいると伝えた。
- ロシア宇宙機関は当初、次期クルーの約6ヶ月間の滞在中に4回の船外作業を予定していたが、これを2回に削減し、さらに2回予定されていた物資の補給も、1回に削減するとしている。
- ミール宇宙ステーションの運用を行っているエネルギア社では、資金難により、最悪の場合来月8月にもミールの運用を停止することが検討されていたが、先月、ロシア政府より未払いとなっていた昨年のミール宇宙ステーションの運用費約6億ドルの支払いが約束されたため、廃棄が予定されている1999年6月までは、運用可能となったとしている。
Last Updated : 1998. 7.22
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