ミール情報(1998年 4月22日)
● 4月22日現在の状況
- 4月22日(水)ミール宇宙ステーションで、ロシアのムサバイエフ、ブダリン両飛行士による今月5回目となる船外作業が実施された。
ロシア航空宇宙局は、ミールのクバント1の長さ14mのトラスに取り付けられている姿勢制御用のスラスタが燃料切れとなったため、新しいスラスタに交換する作業を3回(4月11日(土)、17日(金)、22日(水))に分けて行うことを予定していた。
作業は約5時間に渡って行われ、予定どおりクバント1のトラスに新しいスラスタを取り付けることに成功した。今回の作業で一連のスラスタ交換作業は全て完了し、2〜3日後に正常に動作するかどうかの確認試験が行われる予定。
次回の船外作業は、ミールの外壁に取り付けられている実験装置の回収が5月に予定されている。
Last Updated : 1998. 4.23 |