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ミール情報(1998年 4月 3日)


● 4月 3日現在の状況

  •  4月1日(水)ミール宇宙ステーションでは、昨年6月のプログレス輸送船との衝突事故により損傷したスペクトルモジュールの太陽電池パネルの補強を目的とした船外作業が、ロシアのムサバイエフ、ブダリン両飛行士により約6時間半に渡り実施された。
     今回の作業は、当初3月3日に予定されていたものがエアロックのハッチの留め金のロックが解除できなかったためにクルーが船外に出ることが出来ず、留め金の修理が完了するまで作業は延期されていた。
     不具合を起こした留め金は、3月中旬のプログレス輸送船により新しい留め金と交換されたため、ロシア人飛行士2名は問題なく船外に出ることが出来たが、作業のための足場を取り付けるのに予想外の時間がかかり、太陽電池パネルに補強のための添え木を取付けることは出来なかった。
     ロシア航空宇宙局は、4月6日(月)に予定されている船外作業で、今回出来なかった太陽電池の補強を行う予定。
     4月6日の作業では、クバント1に取付けられている姿勢制御装置のメンテナンスがメインの作業となる。このメンテナンス作業は4月6日の作業を入れて4回に分けて行われる予定で、現在のスケジュールでは、4月11日(土)、16日(木)、21日(火)に実施することとなっている。 


Last Updated : 1998. 4. 7


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