培養バッグは二部屋に分かれている。Aには凍結した細胞と培地が、Bには宇宙で培養後に凍結するための薬剤入りの培地が入っている。
まず二つの部屋が仕切られた状態で凍結して打ち上げ、宇宙で培養する。培養が終了したらAとBの液を宇宙飛行士に混合してもらう。
AとBの真ん中の仕切りに仕掛けがあって、片方から圧力をかけることで、簡単に仕切りが外れるようになっている(写真)。
さらに、A、Bの部屋には一つずつビーズが入れてあって、液がちゃんと混ざったときの目印になるようにしてある。
二つの液を混ぜて凍結し、地上に回収する。
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