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分野 | 実験テーマ | 実験協力者 | 搭載実験装置 |
溶液成長実験 | アセトン溶液から成長するヨウ化カドミウム(CdI2)結晶のその場観察 | 塚本 勝男 (東北大学) |
観察技術実験装置 |
流体物理実験 | マランゴニ対流及び表面張力波のその場観察実験 | 東 久雄 (航空宇宙技術研究所) |
流体物理基礎特性測定装置 |
沸騰/気泡制御実験 | 沸騰気泡発生(プール沸騰)実験 | 阿部 宜之 (電子技術総合研究所) |
微小重力維持技術実験装置 |
材料科学 | 粒子分散合金の溶融・凝固実験 | 村松 祐治 (金属材料技術研究所 |
汎用加熱装置 |
酸化物高温超伝導体の溶融・凝固実験 | 戸叶 一正 (金属材料技術研究所) |
高温加熱装置 |
実験テーマ | 酸化物高温超伝導体の溶融・凝固実験 | |
実験目的 | ミラー加熱型高温加熱装置によりイットリア系高温酸化物超電導体の生成を試みると共に、その生成状況を観察する。この実験を通じてその場観察、温度測定・制御、試料と容器の適合性評価等に関する技術の開発を行う。 | |
使用実験装置 | 高温加熱装置 | |
実験協力者 | 戸叶 一正(金属材料技術研究所) | |
成果 | 実験装置は、所定の機能・性能を発揮した。その場観察、試料の短時間溶融・凝固、反応性の高い試料の保持方法技術等については、その開発目標を達成した。 | |
微小重力下で高い温度勾配が存在する場合の、構成元素の拡散・気泡の移動と内部組織との相関関係が明らかになりました。このことから、微小重力を利用した高温酸化物超伝導体の高電流密度化を達成するためには、試料内部の温度均一化・構成元素の均一分散化が必要であることが分かりました。 |