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シアーセルによる錫の自己拡散係数の実験は、実験開始、終了のクルーによるシアーセル回転、実験温度の安定保持など、実験上重要な条件がすべて予定通り順調に行われ、極めて良好な温度プロファイルが取得された。ここにLIFの実験運用隊および日本の関係者、また、クルーを含むNASAの関係者の皆様の多大な努力に感謝の意を表したい。
拡散研究は、微小重力利用のもっとも大きな柱の一つであり、このため宇宙ステーションを目指した高精度拡散係数の測定技術の開発は、宇宙ステーションにおける拡散係数の高精度測定を通じて、宇宙から地上への技術移転を果たすことができると期待される。今回の錫の自己拡散係数の温度依存性の測定によって、Dr. Frobergらの結果を修正し、拡散現象の新たな知見の獲得がなされるものと期待している。
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