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今回、実験開始直後に試料の温度計測部に不具合が発生し、実験を継続することが出来なくなりましたが、急きょ、別な試料と交換し実験を終了することができました。
これにより、実験時間は短くなったものの、拡散係数の温度依存性、電流依存性等、期待した以上に情報量の多いデータが得られたと思います。
データの詳細解析により、高温融体の性質の理解と応用にとって貴重な資料が得られるものと確信しております
本実験は高温で融解したLiCl+KCl共晶塩中のAgイオンの拡散係数をリアルタイムで正確に測定することを目的としたものです。