このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
スペースシャトルには燃料電池というものが3基搭載されており、そこから全電力を得ています。スペースシャトルの燃料電池は、水素と酸素を化学反応させることにより電力と水を得ることができます。ここで、生成された水は飲み水としても使えます。
燃料電池は、電池と名が付きますが、電気を貯めておいて放電する電池ではなく発電器の一種です。
燃料となる酸素と水素はペイロードベイ(貨物室)の下にある液体酸素タンクと液体水素タンクに貯蔵されています。各燃料電池が生成する電力は、通常2kwから12kw(最大16kw)です。燃料電池1基あたりの重量は約116kg、大きさは高さ約35.6cm、幅約38.1cm、長さ約1mです。
燃料電池から生成された水は、クルーの飲料等に使用するため飲料水タンクへ送られますが、使い切れないため、余分な水は船外へ排出されます。
スペースシャトルの電力システムや燃料電池については以下のホームページもご覧ください。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |