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軌道上を飛行しているスペースシャトルの姿勢に気を付けていると、ペイロードベイ(貨物室)や船首を、地球や宇宙に向けたり傾けたりと、いろいろな姿勢を取っていることが判ると思います。これらは、天体観測や、地球観測のためにその観測方向を向かせたり、微小重力環境を要求されるミッションでは、最も微小重力に適した姿勢(お尻を地球方向、機首を宇宙方向に向けて立った重力的に安定した姿勢)を取るなど、ミッション要求に大きく依存しますが、熱的な問題もあります。スペースシャトルの同じ面を長時間太陽方向に向けているとその部分の温度が上昇し(その反対面は低温になります)熱的にひずむので、このような姿勢は長時間は取れません。従って、実験要求などが特になければ、地球に背を向けた逆さまの状態で飛行します。
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