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トップページ > よくある質問 > スペースシャトル > STS-87で土井宇宙飛行士とスコット宇宙飛行士がスパルタン衛星を手づかみで回収したとき、高速で地球を周回している衛星をどうやって回収したのですか
STS-87ミッションで土井宇宙飛行士らがスパルタン衛星を捕まえたときには、スパルタン衛星は、秒速7.9kmという超高速で地球の周りを回っていました。しかし、スペースシャトルも同じ高度を秒速7.9kmで飛行しているため、スペースシャトルから見た衛星はほとんど止まっているように見えます。僅かにスペースシャトルの速度を変えると、少しずつスペースシャトルと衛星の距離がつまり、衛星に届くほどの距離に近づくことが出来ます。
スパルタン衛星が30cm程に近付いてきたとき、土井、スコット両宇宙飛行士が同時にスパルタン衛星を捕まえました。
スパルタンの接近を待つ土井(右)、スコット(左)両宇宙飛行士
スパルタンをつかむふたり
スパルタンを台に設置