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2011年7月19日(火) 午後9時00分(米国中部夏時間)
2011年7月20日(水) 午前11時00分(日本時間)
最後のスペースシャトルクルーの軌道上での最後の1日は、文字どおりのファンファーレとフロリダからの愛情のこもった挨拶で始まりました。
コマンダーのクリストファー・ファーガソン、パイロットのダグラス・ハーリー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のサンドラ・マグナスとレックス・ウォルハイムは米国中部夏時間7月19日午後8時32分(日本時間7月20日午前10時32分)、アーロン・コープランドの“Fanfare for the Common Man”で起床しました。続いて、録音されていたNASAケネディ宇宙センター(KSC)職員からのメッセージが流れました。
「3、2、1、アトランティス号の皆さん、おはようございます!」KSC職員が言いました。「KSCはアトランティス号の皆さんに敬意を表します。着陸後にお会いしましょう!」
KSCは、当然ながらスペースシャトルとその発射場、そしてスペースシャトルが打ち上げられる前にいつもその準備をしてきた職員たちのホームです。アトランティス号は7月21日にKSCのスペースシャトル着陸施設に着陸する予定です。
STS-135ミッションクルーは、本日はスペースシャトルの飛行制御システム(Flight Control System: FCS)の点検と姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)のスラスタの試験噴射を行い、大気圏再突入に備えて機器が正常であることを確認する予定です。クルーはまた、作業を一時中断し、7月20日午前3時44分(同7月20日午後5時44分)にABC News、CBS News、CNN、FoxNews、NBC Newsのレポーターと最後の交信イベントを行う予定です。
その間、地上では米国のもうひとつのシンボルがアトランティス号のミッションに対して敬意を表することになっています。ニューヨーク市のエンパイアステートビルでは、7月20日の夜、瞬時にNASAのスペースシャトルとわかるような、帰還中のアトランティス号とそのクルーのためライトアップを行ってお祝いします。
アトランティス号が最後のスペースシャトル飛行を終えるべく帰還準備を行っている間、30年間に135回ものミッションを行ったスペースシャトルの飛行を称えるため、エンパイアステートビルは7月20日の夜の間、赤、白、青色のライトアップを行う予定です。エンパイアステートビルのライトアップスケジュールはhttp://www.esbnyc.com/で見ることができます。
次回のSTS-135ミッションステータスレポートは、クルーの1日の終了時、または新規イベントがあれば発行します。アトランティス号のクルーは7月20日午後1時00分(同7月21日午前3時00分)前に就寝予定です。
出典:STS-135 MCC Status Report #24(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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