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2011年5月20日(金) 午後9時30分(米国中部夏時間)
2011年5月21日(土) 午前11時30分(日本時間)
国際宇宙ステーション(ISS)とスペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、ロボットアームを使った作業とSTS-134ミッションの第2回目の船外活動の準備を、共に協力して行う予定です。
米国中部夏時間5月20日午後8時26分(日本時間5月21日午前10時26分)、エンデバー号のコマンダーであるマーク・ケリー、パイロットのグレゴリーH.ジョンソン、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・フィンク、グレゴリー・シャミトフ、ロベルト・ビットーリ、アンドリュー・フューステル、そしてISS第27次長期滞在クルーのフライトエンジニアであるロナルド・ギャレンは、トラジカリー・ヒップの「In View」で起床しました。この曲はフューステルのためにかけられました。
ISSコマンダーのドミトリー・コンドラティェフ、ISSフライトエンジニアのアンドレイ・ボリシェンコ、キャスリン・コールマン、アレクサンダー・サマクチャイエフ、パオロ・ネスポリら、その他の第27次長期滞在クルーは、5月21日午前1時01分(同5月21日午後3時01分)に起床する予定です。
ジョンソン、ビットーリおよびフューステルは、詳細検査で使用するロボットアームとセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)の準備のため、ロボットアーム操作で1日の作業を開始します。ジョンソンとビットーリは続けてスペースシャトルの機体底部の損傷箇所の詳細検査を行います。詳細検査はフィンクも加わって行います。
フューステルは、シャミトフとともに第1回船外活動で使用した宇宙服に関する作業を行う予定です。彼らは宇宙服にバッテリを取り付け、宇宙服をエアロック内の設定に変更します。彼らはシャミトフの着用した宇宙服内を乾燥させる状態にします。これは、本日の第1回船外活動を早めに終了した原因である二酸化炭素センサの異常は、宇宙服内の湿度が上昇したことにより起こったと考えられるためです。
5月21日午前6時11分(同5月21日午後8時11分)、両機のクルーは「きぼう」日本実験棟に集合して、ローマ教皇ベネディクト16世とのスペシャル交信イベントに参加する予定です。NASAテレビでもこのバチカン共和国とつないで行うイベントを生中継する予定です。
クルーはまた、次に行う第2回船外活動の手順確認に参加する予定です。この船外活動はフィンクとフューステルが実施する予定で、彼らは船外活動に備えて、今晩はエアロックで一晩を過ごす予定です。
次回のSTS-134ミッションステータスレポートはクルーの1日の終わり頃、または新規イベントがあれば発行します。
出典:STS-134 MCC Status Report #10(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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