このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
2011年3月8日(火) 午前2時30分(米国中部標準時間)
2011年3月8日(火) 午後5時30分(日本時間)
スペースシャトル「ディスカバリー号」の宇宙での最後の1日となる3月8日、STS-133ミッションのクルーは、また特別なウェイクアップコールで起床しました。
米国中部標準時間3月8日午前2時23分(日本時間3月8日午後5時23分)に流れたウェイクアップコールの曲は、ビッグ・ヘッド・トッド・アンド・ザ・モンスターズの「Blue Sky」でした。この曲は、当該バンドのボーカル兼ギタリストであるTodd Park Mohrが生演奏しました。バンドメンバーのBrian Nevin、Rob SquiresおよびJeremy Lawtonも同席していました。
この曲は、NASAのTop 40コンテストにおいて、一般投票で722,662票(全体票2,463,774票中の29パーセント)という最も多くの投票を獲得しました。この曲は元々、NASAの宇宙プログラムとその従事者に捧げて制作されたものであり、この4人組バンドのコンサートの定番曲です。
スペースシャトルのクルーが、ヒューストンのミッションコントロールルーム(MCC)からの生演奏で起床するのは、これが初めてのことでした。
コンテストで第2位に選ばれた曲は3月7日の朝に流されました。ウィリアム・シャトナーによるナレーションが曲の冒頭に特別に入れられた「スタートレックのテーマ」は、一般投票で671,134票(全体の27パーセント)を獲得しました。
この後クルーは、フロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)への3月9日午前10時57分(同3月10日午前1時57分)の着陸に向けた準備作業を中心に過ごす予定です。コマンダーのスティーブン・リンゼイ、パイロットのエリック・ボー、およびミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のニコール・ストットは、ディスカバリー号の飛行制御システム(Flight Control System: FCS)の点検および姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)のスラスタの試験噴射を行う予定です。またクルー全員で機器類の収納作業を行う予定です。
クルーは、3月8日午前10時23分(同3月9日午前1時23分)に集合してABCニュース、CBSニュースおよび共同通信社のインタビューに応じる予定です。また、午前11時08分(同3月9日午前2時08分)には、彼らはディスカバリー号とスペースシャトルプログラム30周年記念に贈るメッセージを地上に送信する予定です。
次回のSTS-133ミッションステータスレポートは、クルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。クルーは3月8日午後6時23分(同3月9日午前9時23分)に就寝する予定です。
出典:STS-133 MCC Status Report #24(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |