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国際宇宙ステーション

STS-133 NASAステータスレポート#21

最終更新日:2011年3月 7日
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2011年3月6日(日) 午後3時30分(米国中部標準時間)
2011年3月7日(月) 午前6時30分(日本時間)

米国中部標準時間3月6日午後3時11分(日本時間3月7日午前6時11分)にスペースシャトル「ディスカバリー号」と国際宇宙ステーション(ISS)間のハッチが閉じられ、ディスカバリー号のクルーは、ISSクルーとの7日と23時間55分にわたるすばらしい成果が得られた共同作業を終えました。

お別れのセレモニーにおいて、ディスカバリー号のコマンダーであるスティーブン・リンゼイは、ミッションの成果について語るとともに、ISSクルーのもてなしに対する感謝を述べました。

リンゼイの言葉を受けて、ISSのコマンダーのスコット・ケリーは、「あなた方と一緒に軌道上ですばらしい時間を過ごすことができました」と述べ、39回目で最後のミッションとなるディスカバリー号の飛行について、「あなた方との別れは寂しいですが、中でもディスカバリー号との別れが一番寂しいです。ディスカバリー号の最後の航海の無事を祈ります」と言いました。

また、両機のコマンダーは、地上で支援してくれたチームに対して感謝を述べました。

ディスカバリー号のクルーは、6,500ポンド(約2,948kg)の物資を搭載した恒久型多目的モジュール(Permanent Multipurpose Module: PMM)とエクスプレス補給キャリア4(Express Logistics Carrier 4: ELC-4)をISSに運んで取り付けたほか、2,000ポンド(約907kg)の物資をミッドデッキに搭載して運びました。2回実施した船外活動では、メンテナンス作業や機器の設置作業など、多数の作業を完了しました。

スペースシャトルのリードフライトディレクタを務めるBryan Lunneyは、午後に行われたブリーフィングで、「ミッションは非常に順調に進んでいる」と話し、「ディスカバリー号とそのシステムは完璧に機能している。これ以上に嬉しいことは無い」と述べました。

ディスカバリー号のクルーである、リンゼイ、パイロットのエリック・ボー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.、スティーブ・ボーエン、マイケル・バラット、ニコール・ストットは、午前のほとんどの時間を、ディスカバリー号とISS間での機器や物資の移送作業を完了させるために費やしました。

1時間の昼食後、彼らは少し自由時間をとりました。その後、ボーエンとバラットは、ISSから離脱する際に使用するディスカバリー号のランデブ機器を点検しました。

地上に回収する医学実験試料を最終移送品としてディスカバリー号に移した後、3月6日午後2時30分(同3月7日午前5時30分)過ぎからお別れのセレモニーが行われました。

クルーがそれぞれに別れ、ハッチを閉じた後、ドルーとストットは、センターラインカメラを設置しました。このカメラは、3月7日午前6時(同3月7日午後9時)に予定されているISSからの分離の際、ボーがディスカバリー号を操縦してISSから離れる時に、ボーの操縦を支援します。

ディスカバリー号のNASAケネディ宇宙センター(KSC)への最初の着陸機会は、3月9日午前10時58分(同3月10日午前1時58分)です。良好な天候が予想されていますが、翌日からは不確実となります。

アレクサンダー・カレッジ作曲のスタートレックのテーマが、ディスカバリー号のクルーのウェイクアップコールとして3月7日午前2時23分(同3月7日午後5時23分)にかけられる予定です。この曲は、スペースシャトルプログラムが後援するコンテスト、Top 40において、一般投票で2位に選ばれた曲です。

次回のSTS-133ミッションステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-133 MCC Status Report #21(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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