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2011年3月5日(土) 午後6時00分(米国中部標準時間)
2011年3月6日(日) 午前9時00分(日本時間)
スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは、まず恒久型多目的モジュール(Permanent Multipurpose Module)を軌道上に運び、そして本日、PMMからの荷降ろしとPMMの整備作業を進めました。
彼らは、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキング期間に追加された2日間の延長日の2日目を過ごしています。彼らはISSに新たに設置されたPMMからの荷降ろしと整備作業に関してISSクルーを大いに手助けしています。
コマンダーのスティーブン・リンゼイ、パイロットのエリック・ボー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.、スティーブ・ボーエン、ニコール・ストット、そしてISSのフライトエンジニアであるキャスリン・コールマンは、1日の大半をこの新しいモジュール内で過ごしました。PMMからISSへの物資移送作業は実質的に完了しました。
PMMの荷降ろしと整備作業の他に、彼らは、梱包材を日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)に移動させました。これらの梱包材は、今月後半に「こうのとり」2号機がISSから分離した後、大気圏再突入と共に廃棄されます。
ISSのフライトエンジニアであるパオロ・ネスポリおよびMSのマイケル・バラットは、「デスティニー」(米国実験棟)内の二酸化炭素除去装置(Carbon Dioxide Removal Assembly: CDRA)の故障した電熱回路のバイパス作業を行いました。CDRAは起動し、稼動しています。
ISSのコマンダーであるスコット・ケリーは、酸素生成装置(Oxygen Generation Assembly: OGA)に新しいフィルタを取り付ける作業を行いました。この作業はほぼ完了しました。
ISSのリードフライトディレクタのRoyce Renfrewは、「軌道上では全体的にすばらしい1日だった」と語りました。
ディスカバリー号のクルーは米国中部標準時間3月5日午後6時23分(日本時間3月6日午前9時23分)に就寝する予定です。翌日のウェイクアップコールは3月6日午前2時23分(同3月6日午後5時23分)に予定されています。次回のSTS-133ミッションステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-133 MCC Status Report #19(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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