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国際宇宙ステーション

STS-132 NASAステータスレポート#21

最終更新日:2010年5月25日
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2010年5月24日(月) 午後1時30分(米国中部夏時間)
2010年5月25日(火) 午前3時30分(日本時間)

スペースシャトル「アトランティス号」のクルーは、宇宙服を片付け、スペースシャトルの熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の通常の後期点検を予定よりも早く終わらせ、そしていくらかの自由時間を楽しみました。

コマンダーのケネス・ハム、パイロットのドミニク・アントネリ、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のギャレット・リーズマンおよびピアーズ・セラーズは、予定よりも早めに後期点検を開始しました。彼らは、米国中部夏時間5月24日午前4時50分(日本時間5月24日午後6時50分)には右舷側の翼前縁の点検を終了し、5月24日午前5時52分(同5月24日午後7時52分)にはノーズキャップ(先端部)の点検を終了し、そして5月24日午前7時17分(同5月24日午後9時17分)には右舷側の翼前縁の点検を終了しました。後期点検は予定よりも2時間半ほど早く終了しました。

後期点検は、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)と全長50フィート(約15.2 m)のセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用して行なわれました。本ミッション初めの頃、OBSS先端のレーザセンサ(Laser Dynamic Range Imager: LDRI)とTVカメラ(ITVC)を載せている雲台装置にケーブルがひっかかっており、雲台装置の動きが一部制限された状態となっていました。

このため、打上げ翌日の機体の損傷点検では、OBSSの予備の検査システムが使用されました。このケーブルのひっかかりは、5月19日の船外活動で船外活動クルーが直しました。本日の後期点検では、この雲台装置とその上の検査システムは問題なく機能しましました。アトランティス号の着陸に正式な承認が出されるのに先立ち、地上で、点検結果の解析が行なわれる予定です。

船外活動を担当したマイケル・グッドとスティーブ・ボーエンは、後期点検が実施されている間に、宇宙服に関わる作業を終わらせて、宇宙服を片付けました。後期点検終了後、OBSSとSRMSはスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)両脇のそれぞれの格納場所に格納され、本ミッションにおけるOBSSとSRMSの運用は終了しました。

5月25日は、クルーは、船内の片付けを行い、アトランティス号の姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)と飛行制御システム(Flight Control System: FCS)の点検を行なう予定です。NASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸は、5月26日午前7時48分(同5月26日午後9時48分)を予定しています。

次回のSTS-132ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-132 MCC Status Report #21(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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