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国際宇宙ステーション

STS-132 NASAステータスレポート#10

最終更新日:2010年5月20日
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2010年5月19日(水) 午前1時30分(米国中部夏時間)
2010年5月19日(水) 午後3時30分(日本時間)

地上の管制チームと軌道上のクルーは、本日の船外活動に向けて準備を整えています。本日実施する第2回船外活動では、宇宙飛行士らは、国際宇宙ステーション(ISS)のバッテリを交換し、スペースシャトルの検査用カメラシステムのケーブルのひっかかりを直す予定です。

米国中部夏時間5月19日午前1時20分(日本時間5月19日午後3時20分)、今回3回目の飛行となるピアーズ・セラーズのために、ローリングストーンズの“Start Me Up”がウェイクアップコールとしてかけられました。

スティーブ・ボーエンとマイケル・グッド両宇宙飛行士は、予定よりも早めに船外活動を開始するため、5月19日午前6時15分(同5月19日午後8時15分)に「クエスト」(エアロック)から船外に出る予定です。ボーエンは最初に、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)先端のケーブル位置の調整を行なう予定です。この作業は、ケーブルがOBSSの検査用カメラの動きを妨げることがミッション初めの頃に判明したため追加された作業です。ボーエンはこのケーブルの位置を調整して、プラスチックの結束バンドで固定する予定です。

次に、2名の船外活動クルーは、ISSの左舷側の太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)の蓄電用のバッテリを交換します。バッテリはそれぞれ360ポンド(約163 kg)以上の重さがあり、交換作業を安全に行うために、複雑な手順が必要となります。船外活動は6時間半にわたって実施される予定です。

船外活動開始から終了までの間、スペースシャトルのコマンダーであるケネス・ハムは、カメラとTVカメラを使用して船外活動を支援する予定です。パイロットのドミニク・アントネリは、ISS船内から船外活動を指揮する予定です。ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のギャレット・リーズマンおよびセラーズは、今回もISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作する予定です。ISS第23次長期滞在クルーのフライトエンジニアであるトレーシー・カードウェルは、船外活動の準備作業を支援する予定です。

カードウェルのISS長期滞在クルー仲間である、コマンダーのオレッグ・コトフ、フライトエンジニアのアレクサンダー・スクボルソフ、ミカエル・コニエンコ、野口聡一、およびティモシー・クリーマーは、ISS船内の不要品をプログレス補給船やソユーズ宇宙船に積み込む作業など、ISSの各種運用に取り組む予定です。

次回のSTS-132ステータスレポートは、クルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-132 MCC Status Report #10(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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