このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
2009年7月27日(月) 午後3時00分(米国中部夏時間)
2009年7月28日(火) 午前5時00分(日本時間)
船外活動担当のトーマス・マーシュバーンとクリストファー・キャシディは4時間54分の船外活動を行い、本ミッションにおける「きぼう」日本実験棟の船外での作業が完了しました。
ふたりは、新たに取り付けられた「きぼう」船外実験プラットフォームの前・後方にビデオカメラを取り付けました。これらのカメラは、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)とランデブおよび結合する際の映像を映す予定です。国際宇宙ステーション(ISS)へのHTVの最初の補給ミッションは9月に予定されています。
マーシュバーンとキャシディはまた、ISSの様々な作業を行いました。「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)周囲の多層断熱材(Multi Layer Insulation: MLI)の修正、ISSの2台のコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscope: CMG)への配線切替え、ケーブル類の固定、ハンドレールの取付け、および今後の船外活動のためにポータブル・フット・レストレイント(Portable Foot Restraint: PFR)の取付けを行いました。S3トラスのペイロード取付けシステム(Payload Attach System: PAS)の展開は、今後の船外活動へ延期となりました。
この船外活動は、STS-127ミッションで予定されていた5回目で最後の船外活動で、本ミッションで実施された船外活動の総時間は30時間30分となりました。7月28日の船外活動は、ISSの建設とメンテナンスのために実施された船外活動としては130回目で、総時間は810時間36分となりました。さらに、ISSのエアロックから船外に出て実施された102回目の船外活動で、米国の船外活動史上218回目でした。キャシディとマーシュバーン両名にとっては3回目の船外活動で、マーシュバーンの船外活動の総時間は18時間59分、キャシディは18時間05分でした。
ISS建設ミッションで5回の船外活動が実施されたのは、今回で2回目でした。2008年3月のSTS-123ミッションでも、5回の船外活動が実施されました。STS-123ミッションでの5回の船外活動の総時間は、33時間29分でした。
ISSのクルーは、米国中部夏時間7月27日午後5時30分(日本時間7月28日午前7時30分)頃に就寝し、その30分後にスペースシャトルのクルーが就寝します。両機のクルーは、7月28日午前2時00分(同7月28日午後4時00分)頃に起床する予定です。7月28日は、ドッキング解除の準備を行います。クルーはたがいに挨拶を交わし、ハッチ閉鎖は7月28日午前9時23分(同7月28日午後11時23分)、それに続くドッキング解除は、同日午後0時26分(同7月29日午前2時26分)の予定です。
次回のSTS-127ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-127 MCC Status Report #25(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |