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国際宇宙ステーション

STS-127 NASAステータスレポート#10

最終更新日:2009年7月21日
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2009年7月20日(月) 午前6時00分(米国中部夏時間)
2009年7月20日(月) 午後8時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)の第20次長期滞在クルーにとって、本日は、船外活動とトイレの配管修理の日です。

13人の宇宙飛行士たちは、米国中部夏時間7月20日午前5時33分(日本時間7月20日午後7時33分)に、カナダ宇宙庁(CSA)の宇宙飛行士であるジュリー・パイエットのためにかけられた、Barry Gray作曲による1960年代のテレビシリーズの“サンダーバード”のテーマ曲で起床しました。

5回予定されているうちの2回目の船外活動の準備が、7月20日午前6時13分(同7月20日午後8時13分)に、ISSの「クエスト」(エアロック)で開始される予定です。船外活動を担当するデイヴィッド・ウルフとトーマス・マーシュバーンは、6時間30分におよぶ船外活動を午前10時28分(同7月21日午前0時28分)に開始する予定です。

船外活動チームが準備を進めている間、第20次長期滞在クルーのコマンダーであるゲナディ・パダルカとフライトエンジニアのフランク・デヴィンは、「デスティニー」(米国実験棟)にあるISSのトイレ(Waste and Hygiene Compartment: WHC)の部品の交換作業を開始する予定です。7月19日、このトイレのポンプは約15分間使用した後に不調になりました。このポンプは、液体と固体の廃棄物の分離を補助するために、正確な量の化学薬品をシステムに投入する役割があります。

このため、ISSのクルーは「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)のトイレを使用し、エンデバー号のクルーはスペースシャトルのトイレを使用しています。この一時的な停止は、スペースシャトルとISSの共同作業に顕著な影響はないと見られます。

飛行管制官らは、本日午前5時(同午後7時)にISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の電源を入れました。ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のパイエットは、SSRMSを宇宙式の移動クレーンのように操作して、ウルフがISSの交換機器を曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Carrier-Vertical Light Deployable: ICC-VLD)と船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform 3: ESP-3)の間で移送できるようにする予定です。ふたりはまた、新たに到着した「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームにテレビカメラを取り付ける予定です。

本日の船外活動は、アポロ11号の宇宙飛行士であるニール・アームストロングとバズ・オルドリンが1969年7月20日に初めて月の上を歩いた記念日に実施される予定です。

新たに第20次長期滞在クルーになったティモシー・コプラは、前任のフライトエンジニアである若田光一の支援を受け、軌道上の新しい住みかに慣れるために数時間を費やす予定です。第18、19、20次長期滞在クルーとして4ヶ月間をISSで過ごした若田は、エンデバー号のクルーとして地上に帰還する予定です。

次回のSTS-127ステータスレポートは、船外活動終了後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-127 MCC Status Report #10(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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