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2008年3月12日(水) 午前2時30分(米国中部夏時間)
2008年3月12日(水) 午後4時30分(日本時間)
スペースシャトル「エンデバー号」の7人のクルーは、米国中部夏時間3月12日午後10時25分(日本時間3月13日午後0時25分)に予定されている、国際宇宙ステーション(ISS)とのランデブ・ドッキングの準備ができています。
コマンダーのドミニク・ゴーリ、パイロットのグレゴリー・ジョンソン、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のロバート・ベンケン、マイケル・フォアマン、土井隆雄、リチャード・リネハン、およびギャレット・リーズマンは、3月12日の早朝に、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用したエンデバー号の耐熱シールドの点検を5時間にわたり行いました。地上の画像解析の専門家と技術者らは、今回のセンサ画像を、打上げ時と軌道までの上昇中に撮影された画像に加えて、エンデバー号の耐熱シールドの分析を続ける予定です。
加えて、STS-123ミッションのクルーは、3月12日に行うISSへのランデブ・ドッキングで使用する機器の点検を行い、ドッキングの際に使用するセンターライン・カメラを設置して、オービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)のドッキングリングを伸展させました。
船外活動を行うリネハン、フォアマン、ベンケン、およびリーズマンは、本ミッション中5回予定されている船外活動で着用する宇宙服の点検を行いました。
ISSでは、コマンダーのペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコおよびレオポルド・アイハーツが、「ハーモニー」(第2結合部)に取り付けられたドッキングポートの気密点検を行い、エンデバー号到着に向け、ISSの準備を整えました。
ドッキングの約1時間前にエンデバー号がISSへ接近すると、ゴーリはISSの600フィート(約183 m)下方でエンデバー号の機体を縦方向に360度回転させるランデブ・ピッチ・マヌーバ(Rendezvous Pitch Maneuver: RPM)を行う予定です。RPM中、ウィットソンとマレンチェンコは、ISSから何百枚ものエンデバー号底面の詳細画像を撮影します。RPM終了後、ゴーリはエンデバー号を操縦してISSの約300フィート(約91 m)前方にまわり、ゆっくりと後退しながら機体を近づけISSにドッキングさせます。
STS-123のミッション期間はISS組立フライトとしては過去最高の16日間が予定されており、「きぼう」日本実験棟の船内保管室とカナダの「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)をISSへ運ぶ予定です。エンデバー号がISSにドッキングしている間に過去最多の5回の船外活動が行われ、その中でSRMSによる船内保管室の取付け、およびISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の長さと機能を拡張させるデクスターの組み立ての支援を行う予定です。
エンデバー号のクルーは、3月12日午前7時00分(同3月12日午後9時00分)に就寝して、3月12日午後2時58分(同3月13日午前4時58分)にミッションコントロールからのウェイクアップコールを受ける予定です。
次回のSTS-123ステータスレポートは3月12日の午後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-123 MCC Status Report #03(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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