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NASAステータスレポート（2008年まで）

STS-118 NASAステータスレポート#18

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2007年8月17日(金) 午前4時30分（米国中部夏時間）
2007年8月17日(金) 午後6時30分（日本時間）

ミッション・マネージャらが8月16日にスペースシャトル「エンデバー号」の耐熱タイルの修理は必要ないとの決定を下したため、本日、宇宙飛行士たちは8月18日の船外活動に向けて、当初予定されていた船外活動と同様の準備作業を行う予定です。

エンデバー号のコマンダーであるスコット・ケリー、パイロットのチャールズ・ホーバー、ミッションスペシャリスト（搭乗運用技術者：MS）のトレーシー・カードウェル、リチャード・マストラキオ、ダフィット（デイブ）・ウィリアムズ、バーバラ･モーガンおよびベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.、そして国際宇宙ステーション（ISS）の第15次長期滞在クルーのコマンダーであるフョードル・ユールチキン、フライトエンジニアのオレッグ・コトフとクレイトン・アンダーソンは、米国中部夏時間8月17日午前4時08分（日本時間8月17日午後6時08分）に、カードウェルのためにかけられた、ケイティー・タンストールの“Black Horse and the Cherry Tree”で起床しました。

STS-118ミッションの第4回船外活動は、カナダ宇宙庁（CSA）所属のウィリアムズと、アンダーソンによって実施される予定です。カードウェルは船内オフィサ（intravehicular officer）として、船外活動中のふたりを誘導し、計画通り作業が行われるよう管理する予定です。

今回の船外活動では、外部ワイヤレス計測システム（External Wireless Instrumentation System: EWIS）アンテナの設置、センサ付き検査用延長ブーム（Orbiter Boom Sensor System: OBSS）の固定機構の設置、「ユニティ」（結合モジュール1）と「デスティニー」（米国実験棟）に設置されているデブリシールドのボルトを締めて固定する作業、および材料暴露実験装置3、4（Material ISS Experiment: MISSE-3,4）の回収を行う予定です。

カードウェルと船外活動クルーは、本日午前に約1時間半かけて船外活動用工具の準備をする予定です。また午後遅くには、エンデバー号と国際宇宙ステーション（ISS）の10名のクルー全員で船外活動の手順確認を行う予定です。その後、ウィリアムズとアンダーソンは、「クエスト」（エアロック）で一晩を過ごすキャンプアウトを開始する予定です。

6名のクルーには、エンデバー号とISS間の機器や補給品の移送作業を引き続き行う十分な時間が予定されています。

クルーはNASAの各宇宙センター、およびモントリオールのCSA本部に待機する記者からのインタビューに応じる予定です。記者会見は40分間で、8月17日午後0時34分（同8月18日午前2時34分）から始まる予定です。

次回のSTS-118ステータスレポートは8月17日午後（同8月18日午前）、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典：STS-118 MCC Status Report #18（NASA）

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。