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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーションステータスレポート#99-43
1999年 11月 04日(木)午後 2時(米国中部標準時間)
1999年 11月 05日(金)午前 5時(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター

 今週飛行管制官達は、いつものように国際宇宙ステーション(ISS)のシステムのモニタをしたり、姿勢や回転状況をチェックするなど、定期的な作業を実施しました。

 ザーリャのバッテリは太陽エネルギーを電気的に蓄える働きをするものですが、6基あるバッテリの内5基については性能活性化の作業を行いました。各バッテリは性能を確認し維持するために、定期的に充放電を実施します。バッテリ1だけはシステムから切り離されており、2000年の春の次のシャトルミッションで交換される予定です。

 今週もコマンド送信経路のテストを、モスクワのミッションコントロールからザーリャへの経路についてはユニティの初期通信システムを使用して実施し、またヒューストンのミッションコントロールからユニティへの経路についてはザーリャ内のコンパルス計算機システムを使用して実施しました。

 その他のシステムの状態は良好で、ISSは遠地点245マイル(約394km)近地点226マイル(約363km)の軌道を周回しています。1998年11月の打上げ以来、5470周以上しています。



最終更新日:1999年 11月 5日

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