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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーションステータスレポート#99-35
1999年 9月 16日(木)午後 2時(米国中部夏時間)
1999年 9月 17日(金)午前 4時(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター

 宇宙ステーションが高度245マイル(約394km)の軌道を回っている間、地上では約2ヶ月後に到着するステーションの次の主要構成要素であるズヴェズダの到着に備えて、ステーションの各機器の稼働状況を点検しています。

 今週の準備作業としてはポンプおよびザーリャの燃料タンクや酸素タンクに関連する電力システムの点検などを行いますが、これは約1ヶ月後に予定されている燃料移送作業の準備として実施するものです。

 前回のテストは電力システムとコンプレッサーの機能を確認するために、燃料の代わりに窒素ガスを使って行いました。同様なテストを9月17日の金曜日にやはり窒素ガスを使って酸素タンクについて行います。

 地上では将来の組立ミッションに備えてステーションの各機器の準備をしていますが、全ての機器は良好な状況にあります。

 次に打上げられる主要な構成要素はズヴェズダと呼ばれますが、これは今年早くにサービス・モジュールに付けられた名前で、星を意味します。プロトンロケットに載せてカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からズヴェズダ・モジュールを11月に打上げる計画が進んでいますが、実際の打上げ日は今月末か10月上旬に決定される予定です。

 台風フロイドのケネディ宇宙センターへの接近にともない、準備作業はここ数日間中断されていましたが、風雨による宇宙ステーション構成要素などに対する被害はありませんでした。軌道上で接続されるのと同じ状態にして地上でハードウエアを接続して行う動作確認試験に関心が寄せられています。

 宇宙ステーションは遠地点245マイル(約394km)近地点233マイル(約375km)の軌道を周回しています。昨年11月にザーリャを打上げて以来地球を4685回以上回りました。





最終更新日:1999年 9月17日

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