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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーションステータスレポート#99-22
1999年6月 17日(木)午後 2時(米国中部夏時間)
1999年6月 18日(金)午前 4時(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター

 国際宇宙ステーション(ISS)の飛行管制官達は先週末、軌道上デブリの接近を回避するためISSの軌道を変更する準備をしていましたが、結局実施されませんでした。またそのデブリは日曜日の早朝、ISSからはるかに遠くを通過したため、その必要もなくなっていました。

 飛行管制官達は、ロシアの地上局や、先日のディスカバリー号のミッションで修理された初期通信システムを使用して、ISSをモニタしていたところ、米空軍宇宙司令部から、ロシアの使用済みロケットの上段が接近する可能性があるとの連絡を受けました。このような事態はシャトルミッション中でもたまに発生することで、飛行管制官達は時々対応しなければなりません。

 当初の予測では最も近い場合、デブリは1km以内まで接近すると見られていましたが、日曜日朝の最接近時の距離は7kmでした。

 飛行管制官達は軌道変更を土曜日の夜実施する予定でした。しかし、ISSへ送信した軌道変更指令の内、ザーリャ・モジュールの1基のエンジンに対する噴射時間が軌道上コンピュータプログラムの制限を越える長さであったため、ザーリャの制御システムが自動的に噴射をキャンセルしてしまい、そのため軌道変更は実施されませんでした。デブリは結局問題とはならなかったのですが、デブリ回避のための軌道変更手順全てが、米ロ双方の飛行管制官達により評価される結果となりました。

 ISSのシステムの状況は良好であり、先日のシャトルのクルーが実施したメンテナンス作業が成功であったことを示しています。ISSの姿勢は以前と同じでユニティが地球方向を、ザーリャが宇宙方向を向いており、ゆっくりと回転して外壁の温度が均一になるようにしています。

 一方フロリダのケネディ宇宙センター(KSC)では、来年ISSに打上げられる予定の構成要素の、要素どうしを結合しての試験(MEIT)が行われています。このテストは各要素を宇宙で結合されるのと同じ構成にケーブルで結合し、結合した状態でも個別試験の時と同様に作動することを確認するものです。さらに、カナダ宇宙機関が供給する、宇宙ステーション遠隔マニピュレータシステムと呼ばれるISSのロボットアームや、トラスセグメントのうち最初に打上げられる部分もKSCに到着しており、打上げ前試験が行われることになっています。


 次にISSをシャトルが訪問するのは12月と予定されていますが、居住区画であるズヴェズダ・サービス・モジュールが11月に打上げられ、ドッキングし、検証が行われた後になります。

 ISSは遠地点254マイル(約409km)近地点238マイル(約383km)の軌道を約92分で周回しています。打上げ以来すでに地球を3,250回以上周回しています。


最終更新日:1999年 6月18日

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