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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-24

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第13次長期滞在クルー
2006年5月12日(金) 午後2時00分(米国中部夏時間)
2006年5月13日(土) 午前4時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している第13次長期滞在クルーのコマンダーであるパベル・ビノグラドフとフライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズは今週、科学実験とメンテナンス作業、そして荷下ろし作業を主に行いました。

5月10日にウィリアムズは、微小重力研究グローブボックス(Microgravity Science Glovebox: MSG)を使い、気泡の生成と移動性の研究(Pore Formation and Mobility Investigation: PFMI)の実験を行いました。今回の実験は3回予定されているうちの2回目です。PFMIは、無重量状態で液体が冷えて固体になるときに生じる気泡の生成を研究するための実験です。

ウィリアムズは今週末から、彼としては初となるサタデー・サイエンス(ISSのクルーが休日を利用して行う基礎科学実験)を開始し、細胞バイオテクノロジー運用支援システム(Cellular Biotechnology Operations Support Systems: CBOSS)の流体力学実験(Fluid Dynamics Investigation: FDI)を行うことにしています。この実験は、軌道上での細胞培養に向けて、液体の混合技術の改良と気泡分布の制御を行うための一連の実験です。

5月4日に、プログレス補給船(21P)のスラスタを使ったISSのリブースト(軌道上昇)が行われました。その後、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)のコンピュータからのコマンドが、プログレス補給船(21P)のスラスタを通常の運用状態に再設定できなかったことを示すエラーメッセージを表示しました。リブーストに影響はありませんでした。技術者達は、このメッセージの原因として最も可能性が高いのはソフトウェアのエラーで、修正が可能であると判断しました。それまでの間、プログレス補給船(21P)のスラスタは、手順を変更することにより使用できる見通しです。ビノグラドフとウィリアムズはプログレス補給船(21P)からの荷下ろし作業を続けました。

先週、技術者達はエレクトロン(酸素発生装置)の液体ユニットの窒素圧がわずかに減少しているのを検知しました。漏れている場所を特定するため、ロシアの飛行管制官はビノグラドフにエレクトロンを停止させるように指示しました。小さな漏れが特定され、エレクトロンは必要に応じて稼動させる計画です。予備の液体ユニット1基がISSに保管されています。

エレクトロンは6月1日の船外活動が終わるまで停止される予定です。当初、技術者達は、船外活動の前に真空排気ラインをつなぎ直し、新しい水素排気口の設置に備えるために、来週エレクトロンを停止させる計画でした。エレクトロンの停止中、ISSの船内にはプログレス補給船(20P)から酸素が補給されます。

5月11日にウィリアムズはISSの「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)の操作訓練を行いました。また、5月10日にウィリアムズとビノグラドフは、StarDate syndicated Radio NetworkとミルウォーキーのWISN-TVのレポーター達と交信しました。

次回のISSステータスレポートは、5月19日または新規イベントがあれば発行する予定です。ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-24.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2006年5月17日


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