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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ ステータスレポート#02-29
第5次長期滞在クルー
2002年 6月 29日(金)午前3時00分(米国中部夏時間)
2002年 6月 29日(金)午後5時00分(日本時間)



ロシアのプログレス補給船(8P)は、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられてから3日後となる6月29日早くに、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしました。プログレス補給船(8P)にはISSと第5次長期滞在クルーのための食料、燃料、補給品が搭載されています。

プログレス補給船(8P)は、米国中部夏時間6月29日午前1時23分(日本時間6月29日午後3時23分)に中央アジア上空にて、高度約240マイル(約386 km)の軌道を周回中にズヴェズダ・サービスモジュールの後部ドッキングポートにドッキングしました。2つの宇宙船が接触した後、プログレス補給船(8P)とズヴェズダは両機の固定機構により固定されました。

第5次長期滞在クルー(コマンダーのワレリー・コルズン、米国の宇宙飛行士ペギー・ウィットソン、ロシアの宇宙飛行士セルゲイ・トレシェフ)は、新しく到着したプログレス補給船(8P)に入るため、6月29日午前4時30分(同6月29日午後6時30分)に、ハッチを開ける予定です。ハッチを空ける前にはプログレス補給船(8P)とズヴェズダとの間のリークチェックが行われる予定です。

プログレス補給船(8P)はプログレス補給船(7P)に代わってISSに結合しました。プログレス補給船(7P)は6月26日早くにISSから分離し、その日の朝遅くに軌道を離脱し、ISSからのたくさんのゴミとともに地球大気中で燃え尽きました。

今週、第5次長期滞在クルーは新居の片づけ作業と科学実験を引き続き行います。ウィットソンとトレシェフはゼオライト結晶成長炉を作動させ、コルズンとウィットソンは、微小重力環境下の生活における肺機能を調べる月毎の肺機能(PuFF)実験のうち一回目を行いました。ウィットソンは植物栽培装置(ADVASC)の大豆生長装置から最初のサンプルを取り出しました。ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日時、また地上のある地点からのISSの可視性などについてはhttp://spaceflight.nasa.govをご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州NASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://www.scipoc.msfc.nasa.govをご覧ください。

この次のISSステータスレポートは7月5日に、あるいは何かのイベントが発生した時点で発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2002/iss02-29.html

最終更新日:2002年 7月1日


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