このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ ステータスレポート#02-27
第5次長期滞在クルー
2002年 6月 25日(火)午前5時00分(米国中部夏時間)
2002年 6月 25日(火)午後7時00分(日本時間)



今朝、無人のロシアのプログレス補給船(7P)が、6月29日に新しい補給船が到着するのに備えて国際宇宙ステーション(ISS)から分離しました。

ロシアのフライトコントローラは、米国中部夏時間6月25日午前3時23分(日本時間6月25日午後5時23分)に分離のコマンドを送信しました。その3分後の6月25日午前3時26分(同6月25日午後5時26分)、プログレス補給船(7P)はズヴェズダ・サービスモジュールの後部ドッキングポートからバネで押し出されました。第5次長期滞在クルーコマンダーのワレリー・コルズン、米国の宇宙飛行士ペギー・ウィットソン、ロシアの宇宙飛行士セルゲイ・トレシェフはその分離の様子をモニタしました。

プログレス補給船(7P)は、午前3時29分(同6月25日午後5時29分)、ISSから約50ヤード(約45 m)離れたところで、モスクワミッションコントロールからのコマンドにより、ISS周辺から離脱する2回の噴射のうち1回目の噴射を行いました。2回目は午前3時35分(同6月25日午後5時35分)に行われました。このときプログレス補給船(7P)はISSから約275ヤード(約250 m)離れていました。

米国中部夏時間6月25日午前6時35分(同6月25日午後8時35分)頃に、ゴミや不要となった機材、備品とともにプログレス補給船を焼却するため、ロシアのフライトコントローラはプログレス補給船(7P)に対し軌道離脱噴射のコマンドを送信する予定です。補給船は午前7時10分(同午後9時10分)過ぎに大気の影響を受け始め、その後大気中へ燃え尽きていきます。

7Pの分離により新しいプログレス補給船(8P)の到着の準備が整ったことになります。カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地からの6月26日早朝のプログレス補給船(8P)の打上げ準備は整っています。プログレス補給船(8P)はISSへ数トンの燃料、機材、補給品を運びます。6月29日早くにISSへドッキングする予定です。

ISSクルーの活動状況、今後の打ち上げ日時、また地上のある地点からのISSの可視性などについてはhttp://spaceflight.nasa.govをご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州NASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://www.scipoc.msfc.nasa.govをご覧ください。

この次のISSステータスレポートは6月26日プログレス補給船(8P)の打上げ後、あるいは何かのイベントが発生した時点で発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2002/iss02-27.html

最終更新日:2002年 6月26日


JAXAトップページへサイトポリシー