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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ ステータスレポート#02-11
ヒューストンのミッション・コントロール・センター
2002年 2月 20日(水)午後 6時(米国中部標準時間)
2002年 2月 21日(木)午前 9時(日本時間)



国際宇宙ステーション(ISS)の第4次長期滞在クルーは、エアロック「クエスト」内に設置された、宇宙服内の空気を浄化する機器をクリーニングする装置から強い不快感のある異臭が発生したため、就寝を予定よりもおよそ2時間遅らせました。

直ちにこの装置を停止することが許可されました。最初に異臭に気付いてからおよそ30分後に、フライト・コントローラは異臭がこれ以上ISS内部に拡散するのを防ぐために、エアロックの内側のハッチを閉鎖するように指示しました。フライト・コントローラはさらにISS内の何カ所かの換気ファンを停止し、実験棟「デスティニー」内に設置された、ISS内の微量汚染物質を除去する装置を作動させました。

フライト・コントローラは、この異臭は二酸化炭素を除去するためのMetox容器を加熱再生させるシステムが発生源であろうと推測しています。この容器は米国の宇宙服に取り付けて宇宙服内の空気から二酸化炭素を除去するために使用するもので、クエスト内の装置により再利用ができるように再生されます。一部の宇宙飛行士がこの異臭が原因と思われる若干の頭痛を訴えています。しかし、いずれの場合にも症状は直ぐに解消しており、フライト・サージャン(航空宇宙医学の専門医)は、この異臭は不快感はあるがクルーの健康に影響を及ぼすものではないとしています。

クルーがこの異臭の件を最初に報告してきたのは米国中部標準時間2月20日午後4時(日本時間2月21日午前7時)過ぎのことです。クエストの内側のハッチは4時30分(同午前7時30分)頃に閉鎖され、クルーは午後5時30分(同午前8時30分)頃に就寝しました。ISSの米国の区画内には異臭が多少残っていたので、今夜はクルーの全員が居住区画「ズヴェズダ」内で眠ることになりました。

ISSクルーの活動や今後の打ち上げ日時などについては、http://spaceflight.nasa.govをご覧ください。
ISSでの科学実験運用につしては、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのホ ームページ
http://www.scipoc.msfc.nasa.govをご覧ください。

この次のISSステータスレポートは2月22日、または何かイベントが発生した際に発行する予定です。




出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2002/iss02-11.html


最終更新日:2002年 2月 22日

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