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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ ステータスレポート#01-47
第3次長期滞在クルー 
2001年 11月28日(水)午後3時(米国中部標準時間)
2001年 11月29日(木)午前6時(日本時間)



国際宇宙ステーション(ISS)の次期滞在クルー用の食料、燃料、補給品を搭載したロシアの無人のプログレス補給船が、米国中部標準時間11月28日午後(日本時間11月29日早朝)にISSに無事ドッキングしました。

11月26日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたプログレス6補給船は、2日間にわたる自動飛行の後、11月28日午後1時43分(同11月29日午前4時43分)に中央アジア上空で、ズヴェズダ(ロシアのサービスモジュール)後部のドッキングポートにゆっくりとドッキングしました。

ISS上では第3次長期滞在クルーコマンダーのフランク・カルバートソン、パイロットのウラディミール・ジェジューロフ、フライト・エンジニアのミハイル・チューリンがドッキングの状況を見守り、本日遅くに予定しているズヴェズダとプログレス補給船間のハッチ開放の準備をしました。

プログレス補給船は、第4次長期滞在クルー用に1トン以上の食料と、燃料や機材を搭載しています。ロシア人コマンダーのユーリー・オヌフリェンコ、米国人宇宙飛行士のダニエル・バーシュとカール・ウォルツから成る第4次長期滞在クルーは、11月29日夜(同11月30日午前)にスペースシャトル・エンデバー号によるSTS-108ミッションで打ち上げられ、8月からISSに滞在している第3次長期滞在クルーと交替する予定です。第4次長期滞在クルーは、エンデバー号のコマンダーのドミニク・ゴーリー、パイロットのマーク・ケリー、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のリンダ・ゴドウィンとダニエル・タニによりISSに運ばれます。ケネディ宇宙センターからの打上げは、11月29日午後6時41分(同11月30日午前9時41分)と予定されています。

ISSのシステムは正常に作動しており、ISSは平均高度247マイル(約397km)の軌道を周回しています。

ISSのクルーは帰還の準備をする一方、実験活動として主に人体生理学関連の実験を引き続きおこなっています。自動化された微小重力材料実験も種々の実験をおこない実績を重ねています。ISSで実施する科学研究の全体管理は、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターでおこなっています。また、人体研究施設(HRF)はジョンソン宇宙センターで管理しています。詳細については、次のウェブサイトをご覧ください。
     http://www.scipoc.msfc.nasa.gov

次のステータスレポートはSTS-108ミッション飛行期間中のステータスレポートと合わせて発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2001/iss01-47.html

最終更新日:2001年 11月 29日

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