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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ ステータスレポート#01-44
ヒューストン ミッションコントロールセンター 
2001年 11月15日(火)午後3時(米国中部標準時間)
2001年 11月16日(金)午前6時(日本時間)



第3次長期滞在クルーは予定されていた最後の船外活動を終え、今週は交替のクルーを乗せて今月末に到着するスペースシャトルを迎える準備を開始します。

モスクワ郊外のミッション・コントロール・センターの技術者たちは一連の試験を実施し、コマンダーのフランク・カルバートソンとパイロットのウラディミール・ジェジューロフが月曜日に船外活動によりピアース(ロシアのドッキング室)の外部でケーブルの結合作業を実施したピアースのクルス(Kurs)自動ランデブシステムは、完全に機能していることを確認しました。

船外活動クルーは水曜日には、自分たちが5時間4分の船外活動で使用したオーラン宇宙服の手入れをし、所定の場所に収納しました。フライト・エンジニアのミハイル・チューリンも手伝いました。彼らはまた20分の時間を割いて、テキサス州とカンザス州の中学生たちとの質疑に応じました。これは地域の教育活動の一環として実施されたものです。

続いて3人は、要員交替の準備や目前に迫った帰還のための荷造りに取りかかりました。現在ズヴェズダ・サービス・モジュールに結合しているプログレス5補給船は、11月22日に分離された後、コマンドにより地球の大気圏に再突入して、今週クルーが積み込んだ廃棄物と供に焼却される予定です。もう1機のプログレス6補給船はカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から11月26日に打ち上げられ、11月28日に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングする予定です。

スペースシャトル・エンデバー号で第4次長期滞在クルーを打ち上げる準備は、米国中部標準時間11月29日午後6時42分(日本時間11月30日午前9時42分)の打上げに向けて予定どおり進んでいます。第4次長期滞在クルーメンバーはコマンダーのユーリー・オヌフリエンコ、フライト・エンジニアのダニエル・バーシュとカール・ウォルツです。ミッションマネージャーたちは11月15日にケネディ宇宙センターに集合し、打上げの全準備が完了したことの確認をおこなう予定です。この会合の締めくくりとして、公式な打ち上げ時刻が発表される予定です。エンデバー号のクルーはコマンダーのドミニク・ゴーリィ、パイロットのマーク・ケリー、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のリンダ・ゴドウィン、ダニエル・タニたちで、彼らは先週フロリダでISSの新しいクルーと合流して、打上げの最終リハーサルに参加しました。

ISSと結合している間にエンデバー号のクルーは船外活動を1回実施し、ISSの大きな太陽電池パドルのベータ角方向の回転機構(BGA)に断熱ブランケットを取り付ける予定です。この巨大な回転機構は太陽電池パドルが太陽を追尾して効率的な発電ができるようにするものですが、ISSが太陽光の当たっている状態から地球の陰に出入りする際の急激な温度の変化により悪影響を受けている模様です。多層断熱ブランケットで急激な温度変化を和らげることで、太陽電池パドルが正常に運用できるようになるものと期待されています。

一方、フロリダではこの次にISSに向けて打ち上げる重要な部品の受け入れ試験が完了し、最終荷造りをするための作業台に移動されました。最後のソフトウエア試験が残っていますが、これは1月に完了する予定です。この部品はS0トラスと呼ばれますが、これは大きな太陽電池パドルを取り付けるための基礎の部分となるもので、2002年の4月にSTS-110で打ち上げられる予定です。

ISSのシステムは正常に稼働しており、平均高度247マイル(397km)の軌道を周回しています。

ISSでの科学研究は、クルーの軌道上での残り時間が少なくなるにつれて、人体生理学実験が重点的に実施されており、また自動化された微小重力下の材料研究もおこなわれています。ISSで実施する科学研究の全体管理は、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターでおこなっています。また、人体研究施設(HRF)はジョンソン宇宙センターで管理しています。詳細については、次のウェブサイトをご覧ください。
     http://www.scipoc.msfc.nasa.gov/

次のステータスレポートは11月21日、あるいは何かイベントが発生した時点で発行する予定です。


出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2001/iss01-44.html



最終更新日:2001年 11月 16日

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