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国際宇宙ステーション・ ステータスレポート#01-39 タクシーフライトと呼ばれるこの飛行のクルーは、コマンダーのヴィクター・アファナシエフ、初飛行のフライト・エンジニアのコンスタンチン・コザエフ、そして欧州宇宙機関(ESA)のフライト・エンジニアのクラウディ・ハニャールです。クルーを乗せたソユーズロケットは、10月21日午前3時59分(同10月21日午後5時59分)に、中央アジアに位置する曇り空の射場から飛び立ちました。打ち上げ時刻には、第3次長期滞在クルーのコマンダーであるフランク・カルバートソン、パイロットのウラディミール・ジェジューロフ、そしてフライト・エンジニアのミハイル・チューリンの3名のISSクルーは睡眠中で、アフリカのカメルーンとスーダンの国境上空を飛行していました。 新しいソユーズTM-33は打上げから9分後には軌道に到達し、太陽電池パドルを展開して火曜日午前(同火曜日午後)に予定されるISSとのドッキングを目指しています。 アファナシエフはこれが4回目、ハニャールは2回目の宇宙飛行で、2人ともミール宇宙ステーションでの飛行を体験したベテランです。 ハニャールは欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士として飛行しますが、ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)との商業契約に基づいて、フランス国立宇宙研究センター(CNES)を代表して飛行することになります。ハニャールは新しいソユーズをカルバートソン、ジェジューロフ、チューリンに送り届けるのを支援するほか、8日間のISS滞在中に科学実験も実施する予定です。 タクシークルーは10月23日午前5時41分(同10月23日午後7時41分)にザーリャ・モジュールの地球側のドッキングポートにドッキングし、その約90分後にハッチを開いて、ISSのクルーと合流する予定です。アファナシエフたちタクシークルーは、現在ピアース(ロシアのドッキング室)に結合しているソユーズ宇宙船に乗り換えて10月31日早朝(同10月31日午後)にISSを離れ、2時間後にカザフスタンに着陸する予定です。 ISSの第3次長期滞在クルーは、12月のエンデバー号によるSTS-108ミッションで第4次長期滞在クルーが交替要員としてISSに到着した後、地球に帰還する予定です。 ISSのシステムは正常に作動しており、ISSは平均高度247マイル(約395km)で軌道を周回しています。
来週は、第3次長期滞在クルーはタクシークルーの実施する作業と並行して、引き続き科学研究を実施する予定です。ISSで実施する科学研究の地上からの管理は、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターでおこなっています。また、人体研究施設(HRF)はジョンソン宇宙センターで管理しています。詳細については、ペイロード運用センターのウェブサイトをご覧ください。 次のステータスレポートは、10月23日(火)に予定されているソユーズ・タクシークルーのISSへの到着後、又は何かイベントが発生した時点で発行する予定です。
出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2001/iss01-39.html
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