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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ ステータスレポート#01-33
第3次長期滞在クルー
2001年 10月 3日(水)午後5時(米国中部夏時間)
2001年 10月 4日(木)午前7時(日本時間)



今週は、国際宇宙ステーション(ISS)の第3次長期滞在クルーのコマンダーであるフランク・カルバートソン、パイロットのウラディミール・ジェジューロフ、フライト・エンジニアのミハイル・チューリンは、来週月曜日に予定している船外活動の準備をしています。この船外活動は3回予定している船外活動の1回目で、ドッキング室「ピアース」の整備や、「ズヴェズダ」の外部に科学実験機器を取り付けるなどの作業をおこなう予定です。

最初の船外活動はジェジューロフとチューリンが米国東部夏時間10月8日午前10時(日本時間10月8日午後11時)頃に開始し、「ピアース」と「ズヴェズダ」間にロシアの宇宙服「オーラン」からのテレメトリデータ伝送用のケーブルを敷設したり、「ピアース」にハンドレールや作業用の梯子や船外活動用のクレーンを取り付けたりする予定です。「ピアース」は将来ISSに到着するロシアの宇宙船用のドッキングポートとして使用され、またISSのロシアの部分で船外活動をする際のエアロックとしても使用されます。

ジェジューロフとチューリンは2回目の船外活動を10月15日に実施し、またカルバートソンとジェジューロフは3回目の船外活動を11月5日に実施して、これにより「ピアース」の整備が完了する予定です。

ジェジューロフは1995年にミール宇宙ステーションで船外活動を5回実施した実績があり、またチューリンは今回が初めての船外活動です。今週、両宇宙飛行士は、宇宙服や通信設備そして船外活動用の工具を点検したり、船外活動の計画やタイムラインを確認したりしました。この船外活動は、スペースシャトルが結合していないときにISSから実施する初めての船外活動であり、またISSの組立のための船外活動としては27回目となります。

月曜日には初めて「ピアース」の減圧を実施しますが、これに先立ちジェジューロフとチューリンは、サービスモジュール「ズヴェズダ」の移送区画(Transfer Compartment)と居住区画との間のハッチ、および移送区画と「ザーリャ」との間のハッチを閉鎖します。移送区画には「ピアース」が結合しています。ジェジューロフは赤いストライプの入った「オーラン」宇宙服を、またチューリンは青いストライプの宇宙服を着用して、「ピアース」の二つあるハッチの1つから船外に出ていき、船外活動を開始します。カルバートソンは「ザーリャ」の中から船外活動を見守ります。「ザーリャ」には帰還用のソユーズ宇宙船が取り付けられています。カルバートソンはISSの米国の部分とは行き来できますが、「ズヴェズダ」には入ることはできません。この船外活動は4時間半以上かかる見込みです。

10月19日に、クルーは一時的にISSを出て帰還用のソユーズ宇宙船に搭乗し、現在のザーリャの地球側のドッキングポートから「ピアース」へと結合場所を変更しますが、ドッキング室(Docking Compartment)はこのときに初めて使用されます。このソユーズ宇宙船の結合解除(undocking)と再結合(redocking)には約1時間かかる見込みです。

これにより10月21日にバイコヌール宇宙基地から新しい帰還用のソユーズ宇宙船を打ち上げるための準備が整うことになります。このソユーズの搭乗員はタクシークルーと呼ばれ、コマンダーのヴィクター・アファナシェフ、フライト・エンジニアのコンスタンチン・コゼィエフと、フランス宇宙庁CNESのフライト・エンジニアであるクラウディ・ハイグネアから構成されます。タクシークルーはISSに10月23日に到着して8日間滞在し、現在ISS(のザーリャ)に結合しているソユーズ宇宙船で、10月31日に地球に帰還する予定です。

4ヶ月の滞在予定の後半に入った軌道上の3人のクルーは、今週は各種の科学研究を実施しました。ISSで実施する科学研究の地上からの管理は、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターでおこなっています。また、人体研究施設(HRF)はジョンソン宇宙センターで管理しています。詳細についてはセンタのウェブサイトをご覧ください。
   http://www.scipoc.msfc.nasa.gov

ISSは全ての設備が良好に稼働しており、平均高度240マイル(約385km)で周回しています。

来週月曜日に予定されている船外活動のミッション状況説明会は、米国東部夏時間10月4日午後2時(同10月5日午前3時)にテキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターで開催される予定です。この模様はNASAのセンターを結んでの質疑応答とともにNASA TVで放送されます。ジョンソン宇宙センターからのNASA TVによる船外活動の模様は、米国東部夏時間10月8日(月)午前9時30分(同10月8日午後10時30分)に放送を開始する予定です。

次のステータスレポートは、10月8日のジェジューロフとチューリンの船外活動終了後、又は何かイベントが発生した時点で発行します。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2001/iss01-33.html

最終更新日:2001年 10月5日

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