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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ ステータスレポート#01-22
第2次長期滞在クルー
2001年 7月 5日(木)午後 4時(米国中部夏時間)
2001年 7月 6日(金)午前 6時(日本時間)

 

エアロックを国際宇宙ステーション(ISS)に届けるアトランティス号の打上げが近づく中、第2次長期滞在クルーは、先週はISSのロボットアーム「カナダアーム2」のテストとISS内の在庫の記録作業に多くの時間を割きました。

高圧の酸素タンクと窒素タンクをエアロックの外壁に取り付けるときのカナダアーム2の動きをテストしながらカナダアーム2の点検をおこないました。これらのタンクはユニティにエアロックが取り付けられた後に取り付けられます。

フライト・エンジニアのスーザン・ヘルムズとジム・ヴォスは、米国の実験棟デスティニー内のロボットアーム制御卓からバックアップ系のソフトウエアを使用してカナダアーム2を操作し、カナダアーム2が初仕事に使用できることを確認しました。初仕事は来週後半のアトランティス号の到着後に開始される予定です。

アトランティス号は米国中部夏時間7月12日午前4時4分(日本時間7月12日午後6時4分)に打ち上がり、7月13日の夜遅く(同7月14日の午前中)にISSに結合する予定です。スペースシャトルの貨物室には6.5トンのエアロックが搭載されています。このエアロックが取り付けられるとISS単独で船外活動を実施することができるようになります。

来週ISSへと出発するアトランティス号の準備が進む中、もう一つの発射台には8月に次の滞在クルーをISSに運ぶディスカバリー号が控えています。第3次長期滞在クルーはコマンダーがベテラン宇宙飛行士のフランク・カルバートソンで他に2人のロシアの宇宙飛行士ウラディミール・ジ ェジューロフ(Vladimir Dezhurov)とミハイル・チューリン(Mikhail Turin)が加わる予定です。

第2次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・ウサチェフ、ヴォス、ヘルムズは各種科学調査にも引き続き携わっています。地上からは、人体研究ラック以外はアラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターでモニタしコントロールしています。人体研究ラックはヒューストンのジョンソン宇宙センターのテレサイエンス支援センター(TSC)でモニタしコントロールされています。ISSで行われている研究の詳細については次のウェブサイトをご覧ください。
    http://www.scipoc.msfc.nasa.gov

ISSは約240マイル(385km)の高度を良好な状態で周回しています。

ISSの状況は来週の木曜日以降は、STS-104(7A)のステータスレポートの中で報告します。次のNASAステータスレポートはSTS-104(7A)の完了後の最初の水曜日に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2001/iss01-22.html

最終更新日:2001年 7月 6日

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