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国際宇宙ステーション・ステータスレポート#00-55 国際宇宙ステーション(ISS)の第1次長期滞在クルーは、来週到着が予定されている無人の補給船の到着の準備をしたりしながら、今日はこれまでよりもゆったりとした1日を過しました。 ISSのコマンダーであるビル・シェパード、ソユーズのコマンダーのユーリ・ギドゼンコ、そしてフライトエンジニアのセルゲイ・クリカレフは、ケーブルや機器等をISSの軌道姿勢制御システムに取り付けました。これにより、プログレス補給船や有人のソユーズ宇宙船がドッキングした後、自動的に、ISSのスラスタを噴射可能な状態に戻すことができるようになります。通常ドッキングの直前にISSのスラスタは作動できないようにしておき、不意に噴射して到着する宇宙船の太陽電池パドルをを損傷しないようにします。 クルーはまたザーリャの地球側についている、下向きのドッキングポートのデータケーブルの配線設定をしました。このドッキングポートには米国中部標準時間11月17日(金)(日本時間11月18日(土))にプログレス補給船がドッキングする予定です。プログレス補給船の打ち上げは11月15日午後7時32分(同11月16日午前10時32分)を予定しています。ザーリャの地球側のドッキングポートへのドッキングは11月17日午後9時7分(同11月18日午後12時7分)の予定です。 プログレス補給船には約2トンの補給品や食料が搭載されており、その後の2週間で荷下ろしを行う予定です。 さらに、本日クルーは軌道上のラップトップコンピュータネットワークの、コンピュータやケーブルを整備する作業を進めました。 クルーは10月31日の打上げ以来の忙しい時期を過ぎたところで、土、日、月と3日間与えられた休日を、ゆっくりと過すことにしています。土曜日に取りあえずしなければならない作業は、ザーリャ内にアマチュア無線機器を設置する作業を開始することくらいです。ISSのクルーは地球を回りながら、この機器を使って、世界中の学校やその他のアマチュア無線愛好者と交信することにしています。 ISSは良好な状態で237マイル(381km)の高度を周回しています。ジョンソン宇宙センターのニュースルームはクローズされており、11月13日(月)午前8時(同11月13日(月)午後11時)に業務を再開します。週末のISSと地上間の、滞在クルーとフライトコントローラの通信は継続され、NASA TVや次のウェブサイトでお聞きいただけます。 http://spaceflight.nasa.gov NASA TVではジョンソン宇宙センターで行われるSTS-97の打上げ前のブリーフィングを11月13日(月)午前8時(同11月13(月)日午後11時)から放送する予定です。また、第1次長期滞在クルーの実況放送は11月14日(火)午前1時(同11月14日(火)午後4時)から再開する予定です。 この次のステータスレポートは火曜日の午後(同水曜日午前)、または必要に応じて発行する予定です。
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