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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ステータスレポート#00-48
2000年11月2日(木)午前8時(米国中部標準時間)
2000年11月2日(木)午後11時(日本時間)
テキサス州ヒューストンのミッション・コントロール・センター

国際宇宙ステーション(ISS)で生活し働くことになる最初の住人が、本日午前、宇宙の新しい家に到着し、予定された4ヶ月の滞在を開始しました。ソユーズ宇宙船に搭乗した、ISSのコマンダーであるビル・シェパード、ソユーズコマンダーのユーリ・ギドゼンコ、それにフライトエンジニアのセルゲイ・クリカレフは、米国中部標準時間11月2日午前3時21分(日本時間11月2日午後6時21分)に、カザフスタンの中央部上空でISSのズヴェズダの後部ドッキングポートに近づき、スムーズに自動的に完全にドッキングしました。

それから約1時間後の午前4時23分(同11月2日午後7時23分)にズヴェズダの居住区画へのハッチが開かれました。これはISSへの人類の居住開始を象徴するものです。コマンダーであるシェパードの勧めにより、まずギドゼンコとクリカレフがズヴェズダに入りました。

ISSに入ると3人のクルーは、シャトルのクルーや地上のコントローラが手をつけていた、ISSに生命を吹き込むための作業を引継いで開始しました。通信システムを点検し、食品加熱器を起動し、電動工具のバッテリーを充電し、水処理装置を始動し、トイレを使えるようにしました。

ISS内部のクルーの最初の生中継画像は、ISSがロシアの地上局との交信範囲に入った午前6時24分(同11月2日午後9時24分)に送られてきました。クルーはISSに入って行く様子を地上に送り、モスクワのミッションコントロールセンター内の米露両国の高官からお祝いの言葉を受けました。

クルーは木曜日午前10時45分(同11月3日午前1時45分)に宇宙の新しい家での初めての眠りに就く予定です。睡眠時間は予定よりも延長されており、午後10時(同11月3日午後1時)に起床してISSでの最初の一日を開始する予定です。

この次のステータスレポートは金曜日午前8時(同11月3日(金)午後11時)頃、または必要に応じて発行する予定です。

 

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2000/iss00-48.html

最終更新日:2000年 11月6日

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