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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ステータスレポート#00-47
2000年11月1日(水)午後8時(米国中部標準時間)
2000年11月2日(木)午前11時(日本時間)
テキサス州ヒューストンのミッション・コントロール・センター

第1次長期滞在クルーのコマンダーであるビル・シェパード、ソユーズコマンダーのユーリ・ギドゼンコ、そしてフライトエンジニアのセルゲイ・クリカレフは米国中部標準時間の今夜11月1日午後6時(日本時間11月2日午前9時)頃起床し、木曜日午前3時24分(同11月2日午後6時24分)に予定されている国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングの準備を行います。

ランデブーの自動シーケンスが、木曜日午前1時(同11月2日(木)午後4時)頃に、開始される予定です。ランデブーのための軌道制御は何回か行われますが、最初の制御は午前1時25分(同11月2日午後4時25分)を予定しています。午前2時57分(同11月2日午後5時57分)頃、ソユーズは国際宇宙ステーション(ISS)の周囲を部分的に周回し、午前3時06分(同11月2日午後6時06分)に、ISSから約500フィート(約150m)離れたところでの待機を開始します。最終的接近は午前3時15分(同11月2日午後6時15分)に開始し、そのままドッキングする予定です。

ドッキング後はISSへのハッチを午前4時40分(同11月2日午後7時40分)頃開き、シェパード、ギドゼンコ、クリカレフが、宇宙での新しい家に初めて入る予定です。このハッチ開放の模様は音声のみで実況中継されますが、ビデオに記録しておき、午前6時20分(同11月2日午後9時20分)からNASATVで放映する予定です。

ISSに入室すると、クルーは前回のシャトルのクルーや地上のコントローラの作業の続きをするなどしてISSに命を吹込みます。ISSを人が住むことのできる家にするために、クルーはズヴェズダとザーリャの間のハッチを開き、通信システムを点検し、食品加熱器を作動させ、電動工具のバッテリを充電し、水処理装置を起動し、そしてトイレを使えるようにします。

第一次滞在の計画とISSの準備作業は順調に進んでおり、ソユーズ宇宙船は火曜日朝(同火曜日午後)の打上げ以来、ISSを追いかけています。ソユーズをドッキングさせるためにこれまでに3回ランデブーのためのエンジン噴射が行われました。プログレス補給船は火曜日遅く(同11月1日水曜日午後)にISSの後部ドッキングポートから切離されました。この場所にソユーズがドッキングする予定です。また、ヒューストンのフライトコントローラはISSの生命維持装置を起動して状況をモニタしています。

午後8時(同11月2日午前11時)の時点で、第1次長期滞在クルーを載せたソユーズはISSの後方約4000マイル(約6436km)以内にあり、地球を1周する90分毎に約713マイル(約1147km)ずつISSに接近しています。

第1次長期滞在クルーは新しい家での初めての夜を迎え、木曜日午前10時45分(同11月3日午前1時45分)に就寝する予定です。

モスクワからのドッキング後記者会見の模様はNASATVで午前5時(同11月2日午後8時頃に放送される予定です。第1次長期滞在クルーのISSへの飛行の模様は引続きNASATVとインターネットのライブビデオ(http://spaceflight.nasa.gov)でご覧いただけます。

ソユーズに搭載の機器の状態は良好であり、ISSの状況も良好です。この次のステータスレポートは木曜日午前8時(同11月2日(木)午後11時)頃、又は必要に応じて発行する予定です。

 

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2000/iss00-47.html

最終更新日:2000年 11月2日

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