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国際宇宙ステーション・ステータスレポート#00-43 国際宇宙ステーション(ISS)の最初の滞在クルーは、本日米国中部標準時間10月31日午前1時53分(日本時間10月31日午後4時53分)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打上げられ、11月2日に予定されているISSとのドッキングを目指しています。宇宙飛行の新しい時代の始りです。 クルーはソユーズカプセルに入り、長さ162フィート(約49.4m)のソユーズTMロケットで打上げられました。クルーはISSに到着するまでの2日間をこのカプセルの中で過します。 打上げ後約9分でソユーズカプセルはロケットから分離されました。搭乗者はソユーズ・コマンダーのユーリ・ギドゼンコ、第一次滞在(Expedition 1)コマンダーのビル・シェパード、そしてフライトエンジニアのセルゲイ・クリカレフです。彼ら3名はソユーズカプセルの「帰還モジュール」と呼ばれる部分に搭乗しています。 このモジュールにはクルーが、飛行に係わる重要な作業をモニタしたりコントロールしたりするための制御装置やモニタが装備されています。 また、生命維持装置、各人の体に合わせて成形されている3個の座席が装備されています。 カプセルが分離された時刻にはソユーズロケットは遠地点高度233km(約114マイル)、近地点高度182km(約113マイル)の軌道に乗っていました。次の周回にクルーは、上部のモジュールへのハッチを開く予定です。この部分は居住区画と呼ばれており生命維持装置が搭載されているところです。 ギドゼンコはこのカプセルをコントロールし、約48時間後にアジア大陸の上空でISSにドッキングさせる予定です。 第1次長期滞在クルーのISSへの飛行の状況はNASAテレビとインターネットのビデオ・ストリーミング(spaceflight.nasa.gov)でお伝えします。この次のステータスレポートは10月31日午前10時、または必要に応じて発行する予定です。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2000/iss00-43.html
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