このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーションステータスレポート#00-37
2000年 8月 8日(火)午後 4時(米国中部夏時間)
2000年 8月 9日(水)午前 6時(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター

 国際宇宙ステーション(ISS)は米国東部夏時間8月8日午後3時13分(日本時間8月9日午前5時13分)に第1回目のプログレス補給船と完璧なドッキングをした結果、そのサイズも能力も本日再び拡大されることとなりました。

 ロシアのプログレスM1は去る 8月 6日の午後(日本時間 8月 7日早朝)に打上げられ、2日間にわたり軌道制御を実施してISSに接近しました。

 ロシアの追跡局上空でプログレスはクルス(KURS)自動ドッキングシステムを利用して先日ISSにドッキングしたばかりのズヴェズダの後部ドッキングポートに接近し、予定どおりカザフスタンの上空を飛行中にドッキングしました。ドッキングの瞬間はプログレスがズヴェズダに秒速約20cmで接近し、ドッキング後間もなく掛け金が作動して両者はしっかりと(気密)結合されました。この補給船は1356ポンド(約610kg)の衣類、食料、コンピュータ等の装置といった補給品を搭載しており、9月にスペースシャトル・アトランティス号(STS-106)でISSに到着する米露の7人の宇宙飛行士により荷下ろしされる予定です。プログレスには燃料も搭載されており、これは燃料の配管を通して自動的にズヴェズダとザーリャ両モジュールのタンクに充填されます。

 アトランティス号はケネディ宇宙センターの射点に8月13日深夜に移動し、9月8日に打上げられる予定です。アトランティス号のクルーはISSに到着すると、プログレスの積荷とシャトルのペイロードベイ(貨物室)に搭載されているスペースハブの積荷をおろして、最初の滞在クルーが11月初旬に到着するための準備をする予定です。

 プログレスが到着してISSはますます大きくなり、現在は長さが143フィート(43.6m),重量は67トンとなっています。ISSは日照条件がよければ地上から肉眼で見ることができます。

有人宇宙飛行の最新情報は次のサイトでご覧下さい。
http://spaceflight.nasa.gov/

この次のステータスレポートは8月16日(水)に発行する予定です。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2000/iss00-37.html


最終更新日:2000年 8月 9日

JAXAトップページへサイトポリシー