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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーションステータスレポート#00-36
2000年 8月 7日(月)午後 4時(米国中部夏時間)
2000年 8月 8日(火)午前 6時(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター

 日曜日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打上げられたロシアのプログレス補船が火曜日に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングする準備は整いました。 プログレスは11月初旬に到着が予定されているISSの最初の滞在クルーが使用する衣服、コンピュータ、衛生用品、事務用品、食料と推進剤などを搭載しています。

 一連のランデブー制御を経てプログレスは米国中部夏時間8月8日午後3時14分(モスクワ時間8月9日午前00時14分、日本時間午前5時14分)に、先日ISSにドッキングしたばかりのズヴェズダの船尾にドッキングする予定です。プログレスはスペースシャトル・アトランティス号(STS-106)のクルーにより荷下ろしが行われるの待つことになります。

 アトランティスは8月7日早朝、ケネディ宇宙センターのシャトル整備棟からシャトル組立棟へ移動しました。ここで燃料タンクと固体ロケットブースタが取付けられます。 シャトルは、8月12日(日)の深夜から翌早朝にかけて射点に移動し、9月8日の打上げに向けての最終準備が行われる予定です。

 プログレスM1補給船は米国中部夏時間8月6日の午後1時26分42秒(日本時間8月7日午前3時26分42秒)にソユーズロケットで打上げられて9分後に無事軌道に投入され、続いて通信アンテナと太陽電池パネルが展開されました。 8月6日深夜にランデブーのための軌道制御噴射が2回実施され、プログレスは298×270kmの軌道に移りました。このときのISSの軌道は363×351kmでした。

 軌道制御噴射はさらに1回、同8月7日午後2時23分(同8月8日午前4時23分)に実施されました。そしてあと2回の噴射が8日に予定されています。これらの軌道制御を経てプログレスはISSに近づいて行き、8日には自動ドッキングが行われる予定です。

 ISSの各システムは良好に作動しており、ISSは新しい構成要素が到着するのを待っています。プログレスが結合されるとISSは長さが143フィート(約43.6m)、重量は67トンになります。これは去る5月にシャトルで組立作業を行ったときの約2倍のサイズです。

 プログレスのドッキングの模様はNASA TVで同8月8日午後3時(同8月9日午前5時)から中継する予定です。プログレスに搭載の白黒カメラで最終接近からドッキングまでのISSが撮影される予定です。

 この次のステータスレポートは同8月8日(同8月9日)のドッキング終了後に発行する予定です。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2000/iss00-36.html


最終更新日:2000年 8月 9日

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