|
||||||
国際宇宙ステーションステータスレポート#00-19
2000年 5月 8日(月)正午(米国中部夏時間) 2000年 5月 9日(火)午前 2時(日本時間) ヒューストンのミッション・コントロール・センター ヒューストンとモスクワの飛行管制官はスペースシャトル・アトランティス号の次の打上げの準備をしています。この飛行では6名のアメリカの宇宙飛行士とロシアの宇宙飛行士1名が国際宇宙ステーション(ISS)に運ばれます。 打上げは米国東部夏時間5月18日(木)午前6時38分(日本時間同日午後7時38分)の予定です。カウントダウンは5月15日(月)に開始され、この日は7名のクルーもヒューストンからケネディ宇宙センターに到着します。5月18日に打上げますとアトランティス号は飛行4日目にISSとランデブし、東部時間5月21日(日)の真夜中(中部時間5月20日(土)の夜遅く)にドッキングの予定です。そしてドッキングを5月26日に解除し、5月29日のメモリアルデイの夜明け前にケネディ宇宙センターに着陸することになります。 ISSの状況は良好であり、アトランティス号とのランデブに備えてISSの軌道を調整するためにザーリャモジュールのエンジンを噴射する必要はないと判断されています。この計画は5月11日に開催される次のマネジャーの会議で検討されることになっています。この計画が変更される場合は5月16日に軌道高度を調整する可能性はありますが、アトランティス号の到着前にザーリャモジュールの燃料が使われる可能性はほとんどありません。ISSにドッキングしている間にアトランティス号のエンジンを噴射し、7月にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打上げるロシアのズヴェズダ・サービスモジュールの到着に備えてISSの軌道を約22マイル(約35km)上昇させる予定です。 ドッキングする時点のISSの軌道高度は206マイル(332km)と予測されています。ISSの軌道高度は毎週1.5マイル(約2.4km)を少し上回るペースで降下していますが、安全な高度以下になる心配は今のところありません。ISSは1998年11月の打上げ以来本日の正午までに8328週以上地球を周回しています。 その他、これからの2週間飛行管制官は、ザーリャのバッテリの活性化とISSシステムの監視という、定常の作業に専念することになります。 この次のステータスレポートは5月11日に発行する予定です。 出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2000/iss00-19.html
|