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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーションステータスレポート#00-05
2000年 2月 3日(木)午後 6時(米国中部標準時間)
2000年 2月 4日(金)午前 9時(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター

 国際宇宙ステーション(ISS)の状況は良好です。ステーションマネジャーはISS計画の審査と、ISSの次の与圧部となるズヴェズダサービスモジュール打上げの、ロシア航空宇宙機関の準備情況審査のため、来週モスクワに向かいます。

 一般設計審査会(General Designer's Review)が2月11日に実施されるのに先立ち、2月10日に総合計画審査会(Joint Program Review(JPR))が開催され、ここでISSの3番目の与圧部となるズヴェズダモジュールの飛行準備情況が審査されます。議定書への公式な調印と国際パートナーへの通知の後、ズヴェズダの打上げ目標日が発表される予定です。モスクワでの会議に続き、NASAはこれまで4月中旬に予定されていた、シャトルによるISSへの早期メンテナンス飛行を実施するか否かを決定します。

 軌道上では、ステーションの電力システムは4基のバッテリで十分な電力を供給し、良好に稼働しています。バッテリNo.2は電力系から外されており、バッテリNo.1は必要に応じて短期間使用可能という状況です。

 一方、ザーリャの外壁に取付けた軌道上交換ユニット運搬装置が所定の場所にしっかりと固定されていないかも知れないということが、STS-96の飛行後の写真による解析で判りました。これが運用に何らかの影響を及ぼすものであるか否か、検討しているところです。

 ISSは遠地点244マイル(393km)近地点229マイル(368km)の軌道を周回しています。1998年のザーリャの打上げ以来、6885回以上地球を回りました。



最終更新日:2000年 2月 7日

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