縺薙ョ繝壹シ繧ク縺ッ縲驕主悉縺ォ蜈ャ髢九&繧後◆諠蝣ア縺ョ繧「繝シ繧ォ繧、繝悶壹シ繧ク縺ァ縺吶ゅΜ繝ウ繧ッ蛻繧後d蜿、縺諠蝣ア縺悟性縺セ繧後※縺繧句庄閭ス諤ァ縺後≠繧翫∪縺吶ゅ∪縺溘∫樟蝨ィ縺ョWeb繝悶Λ繧ヲ繧カ繝シ縺ァ縺ッ箴驛ィ縺梧ゥ溯ス縺励↑縺蜿ッ閭ス諤ァ縺後≠繧翫∪縺吶
 
JAXA繝医ャ繝励壹シ繧ク縺ク
 JAXA繝医ャ繝励壹シ繧ク縺ク螳螳吶せ繝繝シ繧キ繝ァ繝ウ繝サ縺阪⊂縺蠎蝣ア繝サ諠蝣ア繧サ繝ウ繧ソ繝シ繧オ繧、繝医槭ャ繝
 
国際宇宙ステーション  宇宙滞在への第1歩

概要
 史上最大かつ最も複雑な国際科学プロジェクトとして、国際宇宙ステーション(ISS)は、かって無い規模で打ち上げられます。この軌道上での組立は2006年まで続きます。アメリカのリードのもと、ISSは、カナダ、日本、ロシアおよび11カ国のESA(欧州宇宙機関)加盟国、それにブラジルを含めた計16カ国の科学力/技術力を結集したものです。

シャトル−ミール
 ISS計画の最初のフェーズでは、シャトル−ミール計画が1995年に開始され、7人のアメリカ人宇宙飛行士が、2年以上に亘りロシアの宇宙ステーション「ミール」に連続的に滞在したのを含め、計9回のシャトル−ミールドッキングミッションを行いました。このシャトル−ミールミッションにより技術的知見、国際間での運用、科学研究等が得られました。

研究
 ISSは、軌道上に、今までにない最先端の実験室の複合体を構築します。その大きさはミールの4倍、電力は約60倍程度(研究を遂行する能力として重要)になります。ISS上の6つの実験室で行われる研究は、医学、材料、基礎科学の分野で、世界中の人々に有益な発見をもたらすと考えられます。また、その研究および技術を通して、ISSは将来の有人宇宙探査のため、欠くことのできないステップになるでしょう。

組立
 ISSの最初の2つの構成要素である「ザーリャ」と「ユニティ」モジュールは、1999年末に打上げられ、軌道上で結合しました。後続の構成要素についても、アメリカ国内および世界中の参加国の工場および研究室でほぼ完成に近づいています。すでに、50万ポンド(約226t)以上のISSの構成要素が組立てられ、世界中の射場で打上げ準備が進められています。ISSの軌道上組立により、これまで以上の回数の船外活動(宇宙遊泳)や新世代の宇宙用ロボットなどに示される宇宙での作業に新しい時代が到来します。組立完了までISSの組立のために、スペースシャトルと2種類のロシアのロケットが、合計で46回打ち上げられる予定です。このうちの3回(2回はスペースシャトルで、1回はロシアのロケットで)の打上げは完了しました。合計37回のスペースシャトルの飛行と9回のロシアのロケットによる打上げが行われます。ISSに滞在する最初の宇宙飛行士は、コマンダーとなるアメリカ人宇宙飛行士および2名のロシア人宇宙飛行士を含んだ3名であり、ロシアのソユーズ宇宙船で2000年10月に打ち上げらる予定です。今後5回のシャトルに よる組立ミッションの次に打ち上げられる彼らは、現在訓練中です。組立は2006年に完了する計画です。


初期段階での組立フライトの概要
 
1. 宇宙タグボート:ザーリャ・コントロール・モジュール

フライト1A/R  ザーリャ
 1998年11月20日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からプロトンロケットにより打ち上げられたザーリャは、最初の数カ月間、ISSに推進機能、姿勢制御機能および通信能力を提供する欠くことのできない無人の宇宙用タグボートです。後に、ザーリャはISS内の通路、ドッキング・ポートおよび燃料タンクといった役割を果たすことになります。ザーリャはアメリカとの契約の下でロシアが製造したものですが、アメリカの所有になります。


2. 建築ブロック:ユニティ・結合モジュール(シャトルミッション STS-88)

フライト2A(ザーリャ/ユニティ)
注:濃い部分が新しく追加された部分
(以下同様)
 1998年12月4日にフロリダ州のケネディ宇宙センターからスペースシャトル・エンデバーにより打上げられたユニティは、将来のISS構成要素の結合用として、側面に6つの結合機構を有するモジュ―ルです。これは、ISS組立のために計画されている37回のスペースシャトルの飛行の最初のものです。エンデバー号の宇宙飛行士は、既に軌道を周回しているザーリャモジュールとランデブさせ、12月6日にザーリャをユニティへ結合させました。その後、シャトルの宇宙飛行士は3日間にわたる船外活動(宇宙遊泳)を行い結合を完了させました。クルーはまた、ユニティとザーリャの中に入り、組立作業を完了させました。ユニティは各面に1個づつ、計6個の結合場所を提供し、将来のすべてのアメリカのモジュールがここに結合します。ユニティとザーリャは高度約402kmの軌道を周回しており、ヒューストンとモスクワのフライト・コントローラー達によって連続的にモニタされています。結合したことにより、2つのモジュールは重さ約31.7t、全長23mの新しい宇宙ステーションとなりました。


3. 荷物の輸送:スペースシャトル・補給フライト(シャトルミッション STS-96)

 1998年5月27日に打上げられたスペースシャトル・ディスカバリー号は、1999年5月29日にISSとの初めてのドッキングを行いました。これはISS組立のために計37回予定されているスペースシャトル打上げの2回目の飛行になりました。ディスカバリ号のクルーは、最初の滞在クルーが使用する衣服、ラップトップ・コンピュータ、飲料水や、予備の部品など約2トンにもおよぶ補給品や装置をISSへ運搬しました。クルーはまた、1回の船外活動を行い、将来のISS組立のための船外活動時に使用する予定のロシア製の「宇宙クレーン」と米国製の「船外活動用クレーン」を外壁に設置しました。ディスカバリ号は、スラスターを噴射してISSの高度を上げた後、1999年6月3日にドッキングを解除しました。ディスカバリ号は1999年6月6日に着陸しました。


4. 生活の場:サービスモジュ―ル

フライト1R(サービスモジュールのドッキング)
 初期段階の生活の場となる次の打上げエレメント「ズヴェズダ(星)」サービスモジュールは、2000年7月に、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアのプロトンロケットで打ち上げられました。この打上げはISSに対するロシアからの最初の完全な貢献となると共に、ISSにおけるロシア側要素の中核となるモジュールになります。無人で打ち上げられ、リモート制御により、軌道を周回しているザーリャおよびユニティとドッキングします。「ズヴェズダ」モジュールは、初期のISSにおける生活の場、生命維持、航法、推進、通信およびその他多くの機能を提供します。
 サービスモジュールは、航法システムおよび推進系の機能をザーリャ・モジュールから引き継ぎます。これ以降、ザーリャはユニティからサービスモジュールへの通路となります。


5. 2回目の荷物の輸送:スペースシャトル・補給フライト(シャトルミッション STS-101)

 2000年 5月にフロリダ州のケネディ宇宙センターからの打上げられたスペースシャトル・アトランティス号は、ISSとランデブおよびドッキングを行い、ISSへ物資を輸送し、内部へそれらを搬入しました。これはISS組立のために計画されている3回目スペースシャトルの飛行になります。このシャトルクルーは、軌道上の「ズヴェズダ」モジュールへ入る最初の宇宙飛行士となり、ドッキング中のシャトルとISS間で必要な物資の運搬を行ったり、軌道上での点検、個室の設置等を行いました。また、船外活動を行い、STS-96ミッションでISSの外部に設置したロシア製の「船外活動用クレーン」に伸縮式のアームを追加しました。ISSは、シャトルがドッキングを解除し、帰還した後も無人で飛行を続けています。


6. ジャイロスコープ:最初の外部構体(シャトルミッション STS-92)

フライト3A
 2000年10月、ケネディ宇宙センターから打上げられるスペースシャトル・ディスカバリー号は、最初のステーション外部構体部、橋桁のようなISSトラス部の一部および円錐形のISS用ドッキング型アダプターを運搬します。これはISS組立のために計画されている4回目のスペースシャトルの飛行になります。ディスカバリー号が運搬するこの外部構体には、ISSにとって極めて重要な電子機器、すなわち、ISSの姿勢安定性を維持するため、ジェットスラスタに代わって使用されるジャイロスコープ・システムを内蔵しています。また、通信機器も組み込まれています。これらのシステムは、この飛行で取り付けられますが、もうすこし後の組立段階まで使用はできません。ディスカバリー号は、ロボットアームを使用して、Z-1トラスと呼ばれる構体とドッキングアダプターをISSへ取付けます。それらの取付後、シャトルの宇宙飛行士は4日間にわたる船外活動(宇宙遊泳)を行い、結合を完了させます。ディスカバリー号はISSを無人状態にして離脱します。


フライト2R (ソユーズのドッキング)
7. 最初の国際宇宙ステーションクルー

 2000年10月、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定のロシアのソユーズ宇宙船に、ISSで滞在を行う最初のクルーが乗り込み、ISSへ向かいます。3名のクルーは、ISSのコマンダーであるアメリカ人宇宙飛行士のビル・シェパード、ソユーズ・コマンダーのユーリー・ギドゼンコ、並びフライトエンジニアであるセルゲイ・クリカレフのロシア人宇宙飛行士2名です。彼らは打上げ2日後に、ISSへのドッキングを行い、4カ月間の軌道上滞在を開始します。
 彼らのミッションは、"Expedition 1(探検の意味)"と呼ばれ、新しいISSのテスト飛行および、チェックアウト並びに継続的な組立作業のサポートを行います。彼らの滞在期間中に、クルーは、「ズヴェズダ」モジュールの一区画をエアロックとして使用しながら2回の船外活動(宇宙遊泳)を行い、ISSの艤装作業を行います。クルーは、2001年 2月のシャトル・ミッションSTS-102で帰還する予定ですが、彼らを打ち上げたソユーズ宇宙船は、緊急時の救命艇として使用するため、6カ月間ISSにドッキングしたままとされます。


8. 太陽電池:最初のアメリカの太陽電池パネル(シャトルミッション STS-97)

フライト4A(最初の太陽電池の設置)
 2000年11月に、ケネディ宇宙センターから打上げられたシャトル・アトランティス号は、最初のISSの巨大な太陽電池アレイおよびバッテリを運搬しました。これはISS組立のために計画されている5回目のスペースシャトルの飛行です。最終的には、ISSにはこのような太陽電池パネル4組が設置される予定です。面積は合計で約1エーカー(約4,047m2)にもなります。
 この太陽電池パドルは、ロシアのミール宇宙ステーションで研究用に利用できる電力の約60倍を供給することが出来ます。
 アトランティスのクルーは3回の船外活動(宇宙遊泳)を行い、太陽電池パドルの配線の接続を完了させました。
 この最初の太陽電池パドルからの電力により、ISSの主要な拡張および最初の実験室到着に必要な準備が整いました。


9. 研究施設:アメリカのデスティニー実験モジュール(シャトルミッション STS-98)

フライト5A (U.S.Lab)
 2001年2月にケネディ宇宙センターから打上げられたシャトル・エンデバー号は、アメリカにより製造され、将来の研究活動の柱となる最初の実験室(U.S.Lab)を運搬しました。この飛行はISS組立のための6回目のシャトル飛行です。エンデバー号はそのロボットアームを使用して新しい実験室をISSの所定の位置へ移動させました。その後、エンデバー号のクルーは、3回の船外活動(宇宙遊泳)を行い、実験室の取り付け作業を完了しました。

10. 3回目の荷物の輸送:スペースシャトルによるレオナルド補給モジュールのフライト(シャトルミッション STS-102)

 2001年 3月にフロリダ州のケネディ宇宙センターからの打ち上げられたスペースシャトル・ディスカバリー号は、ISSとランデブおよびドッキングを行い、ISS内部への物資の運搬を行うためにイタリアが製造した補給モジュールに収納された補給品および機器ラックを輸送しました。これはISS組立のために計画されている7回目スペースシャトルの飛行になります。再使用可能なレオナルド補給モジュールは、米国の「デスティニー」実験モジュールに設置するラックなどを運搬しました。また、ISSへの2回目の滞在クルーがこのミッションで打ち上げられ、最初の滞在クルーは地球へ帰還しました。


11.ロボットアーム:実験室関連機器及びカナダのロボットアーム(シャトルミッション STS-100)

フライト6A (SSRMS)
 2001年 4月、ケネディ宇宙センターから打ち上げられたスペースシャトル・エンデバー号は、2つの外国で作成されたISS構成要素を打ち上げました。カナダ製の新しいISS用ロボットアーム(SSRMS)とイタリア製の「ラファエロ」補給モジュールを運搬します。これはISS組立のために計画されている8回目のスペースシャトルの飛行になります。補給モジュール(補給キャリア)は、ISSに結合され 、荷物を降ろした後エンデバー号で地球に帰還します。
 補給キャリアは、アメリカの実験室内部の組立作業を完了させるための機器を運搬します。カナダのロボットアームは将来の組立作業のほとんどを支援することになります。


12. ステーション・エアロック:初期組立フェーズの完了(シャトルミッション STS-104)

7A (エアロックの設置)
 2001年7月、ケネディ宇宙センターから打上げられたスペースシャトル・エンデバー号は、9回目のシャトルによる組立ミッションとして、アメリカが製造したISSのエアロックを搭載します。このエアロックが取り付けられれば、シャトルがドッキングしていない場合でも、アメリカおよびロシアの宇宙服のいずれかを使用して船外活動を行うことができるようになります。エアロックの追加により、軌道上での初期段階のISSの組立は完了したことになります。また、この軌道上のISSは、実験モジュール内で十分な研究が行える機能と自己完結能力を得たことになります。組立の最終フェーズは2006年まで続きます。ISSのクルーの人数は7人にまで増えます。組立完了までに取り付けられる予定のその他のモジュールには、「きぼう」日本実験棟、ヨーロッパの実験モジュール、生命科学実験施設およびアメリカのX-38 CRV(クルー帰還機)があります。


軌道上での組立完了、2006年

翼幅: 360ft(約109.7m)
長さ: 290ft(約 88.4m)
重量: 約453t
クルーの人数: 最大7人
実験モジュールの数:6



最新コンフィギュレーション


最終更新日:2001年 7月12日

JAXA繝医ャ繝励壹シ繧ク縺ク繧オ繧、繝医昴Μ繧キ繝シ