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油井宇宙飛行士、米国ヒューストンからテレビ会議で記者会見を実施(2015年12月22日)
国際宇宙ステーション(ISS)から帰還後、現在、米国テキサス州ヒューストンに滞在している油井宇宙飛行士が、日本時間12月21日午後10時から、テレビ会議を使用した記者会見をJAXAヒューストン駐在員事務所で行いました。
現在、油井宇宙飛行士はNASAジョンソン宇宙センター(JSC)で医学検査やリハビリテーションを行っています。
会見の模様は、JAXA東京事務所に中継され、大勢の記者が詰めかける中モニター越しに元気な姿を見せました。
油井宇宙飛行士は会見の始めに、「元気な姿をみていただき、お話しする機会があり感謝します。初めてのフライトだったが、新しい飛行士という甘えはなくベテランにも負けない仕事をしようと決意して臨みました。地上と協力して、クルー同士で協力していい結果が残せたと思っています。結果をご紹介していきたいし大西・金井宇宙飛行士も続くので自分をスタンダードとして頑張ってほしいですし、自分もサポートをしたい。明日また宇宙に行ってもいいくらい元気です。」と挨拶と感謝の言葉を述べました。
質疑応答では、帰還後にシャワーを浴びた感想や、順調にリハビリが進んでいる状況、宇宙から眺めた故郷や地球の姿、等について質問が寄せられました。
油井宇宙飛行士は、ツイッターで伝えきれない多くの想いがあること、大量の写真を撮ったこと、地球の自然環境に負荷を与えない環境制御技術の重要性、多国籍の人間が集うISSでお互いを尊重しあう文化が育まれていること、その中で日本が存在感を示せたこと等、2月に帰国したらミッション報告会で伝えたいことがたくさんあると語りました。
また、次に続く大西、金井宇宙飛行士を支援すると共に、将来の有人探査に自分の体は向いていると思うと、再び飛行したい思いを語りました。
最後に、大西宇宙飛行士から油井宇宙飛行士へのビデオレターが放映され、大西宇宙飛行士は、油井宇宙飛行士へのねぎらいと、自身の抱負を語りました。
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