このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

油井亀美也宇宙飛行士
このエントリーをはてなブックマークに追加

油井宇宙飛行士の活動状況(2015年9月 1日)

width="200" height="175" alt="写真:MHU"/>

小動物飼育装置(MHU)(出典:JAXA)

8月28日、油井宇宙飛行士は、小動物飼育装置(Mouse Habitat Unit: MHU)を「きぼう」日本実験棟に設置するための準備作業を行いました。MHUは、「こうのとり」5号機で国際宇宙ステーション(ISS)に運ばれた加齢疾患研究のための新たな実験装置です。合計12匹のマウスを一匹ずつ約30日間飼育することができ、固体ごとに観察が可能です。同じ宇宙環境で飼育しながら、微小重力と人工重力(例えば1G)のふたつの重力条件を設定でき、重力の影響だけを比較検討できます。ISSでの哺乳類の人工重力実験は世界初です。

宇宙環境は、骨量減少、筋萎縮、免疫低下など、加齢現象と類似した身体変化が短期間で進む環境であり、MHUはこれを活かして加齢疾患研究に貢献します。

また、油井宇宙飛行士は、スコット・ケリー、チェル・リングリン両宇宙飛行士とともに、「こうのとり」5号機からの物資の荷降ろし作業を継続しています。

その他、NASAの宇宙医学研究の一環で、Ocular Healthと呼ばれる眼の機能障害を調べるNASAの実験を継続して行い、眼球および心臓の超音波検査を行いました。超音波検査で目の形態、視神経を包む視神経鞘の様子、眼球のサイズなどがわかり、微小重力環境に滞在することによる眼の変化を調べます。


*断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

≫最新情報へ戻る

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約