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油井宇宙飛行士、「こうのとり」5号機に入室、ISSへ物資搬入開始(2015年8月26日)
日本時間8月24日午後7時29分、油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、ISSのロボットアーム(SSRMS)を使用して、宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)を把持しました。
次に地上のNASAロボティクス運用管制官がSSRMSを操作して、同午後11時58分にHTV5をハーモニー(第2結合部)の地球側結合機構に結合させました。その後、スコット・ケリー、チェル・リングリン両宇宙飛行士により、結合部の加圧などが行われました。翌25日午後7時24分、油井宇宙飛行士により、補給キャリア与圧部のハッチが開けられISSのクルーが与圧部内に入室しました。
油井宇宙飛行士は、自身のツイッターで、「HTVのロードマスターとしての初仕事はHTV内部の点検から。荷物の責任者ですので、忙しくなりそうです。果物は本当に嬉しかった!新鮮な果物を送る事が出来るのは、打上げ直前まで荷物を搭載することが出来るから!実は本当に凄いことなんですよ! 」と述べました。
「こうのとり」の特徴のひとつに速達サービス(レイトアクセス)と呼ばれる、打上げ直前に積みこみ早く取り出すことができるサービスがあります。
生命科学実験に使う生体試料などの傷みやすい実験試料や生鮮食料品など、積み込む時間の制約が厳しい物資を新鮮な状態でISSに輸送する必要がある場合や、調達に時間がかかり積み込みが直前に計画された物資などが、速達サービスでISSに届けられます。
今回届けられた果物は、オレンジ(河内晩柑(愛媛県産)、清見(愛媛県産))、レモン(チリ産)で、「こうのとり」運用管制チームと「きぼう」運用管制チームからのサプライズメッセージも添えられていました。
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