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大西宇宙飛行士の帰還後リハビリテーションの様子を筑波宇宙センターにてプレス公開(2016年11月25日)
11月25日、筑波宇宙センターにおいて、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在から帰還した大西宇宙飛行士のリハビリテーションの様子とその施設公開が報道関係者向けに行われました。
JAXAはこれまで、宇宙飛行士の選抜、訓練、認定とノウハウを積み重ねてきましたが、リハビリについても体調管理、安全管理などJAXAが判断を行い、主体的に実施できるようになりました。その結果、今回日本として初めて、帰還後リハビリを日本で実施することが可能になり、大西宇宙飛行士の早期帰国が実現しました。
リハビリの公開に先立ち、JAXA有人宇宙技術部門 上垣内茂樹宇宙飛行士運用技術ユニット長から、これまでの技術と知見の蓄積により、大西宇宙飛行士のミッションではISS長期滞在中の運動およびリハビリをJAXAが自立的に実施できるようになったことが紹介され、さらに、長期滞在帰還後のリハビリの必要性やプログラムについて以下のような説明がされました。
リハビリの様子を公開後、大西宇宙飛行士自ら体調の回復具合や日本で初めて行われたリハビリについて、記者会見を行い、
など、率直な感想が述べられました。
その後、記者からの質問が多数あり、体のバランスを取るリハビリが大変だったこと、テンポよくステップを踏む動作は最初から比較的うまくできたことなどを話しました。
また、今回、初めて日本でのリハビリが実現したことについて、「国際宇宙ステーションに滞在している間の運動から帰還後のリハビリに至るまで、JAXAのトレーナーが主体的にプログラムを立てていくのは今回が初めてであり、これまでの長期滞在の経験を基に日本でリハビリをできることは、日本人宇宙飛行士として、嬉しいことであり、誇らしく思う。」と語りました。
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