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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

野口聡一宇宙飛行士

野口宇宙飛行士、昭和基地とのアマチュア無線交信に成功!(2010年5月10日)

写真

昭和基地と交信を行う野口宇宙飛行士(提供:NASA)

4月29日の昭和の日、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する野口宇宙飛行士は、南極の昭和基地に滞在するクルーと、アマチュア無線により交信を行いました。

今回の交信は、ISSにおけるアマチュア無線交信としては、最南端記録となりました。

この交信成功を受け、野口宇宙飛行士からメッセージが届きました。

JAXA宇宙飛行士の野口聡一です。昨年12月から国際宇宙ステーションにて長期宇宙滞在中ですが、今回南極の昭和基地と無線交信することができ、とてもうれしく思います。秒速8kmで進む宇宙ステーションと南緯69度に位置する昭和基地との交信は難しいかと思いましたが、びっくりするほどクリアな音声が聞こえてきました。文字通り天と地ほども離れているのに、まるで隣の部屋と話しているかのようでした。交信時間は約3分。お互いに歴史的な交信を楽しみました。各国の飛行士が集まる国際宇宙ステーションでも、南極との直接交信成功は非常に話題になりました。ちなみに今回のコンタクトは、直線距離で2,000km、迎角はわずか1.5°。12年目を迎える国際宇宙ステーションでも最南端の交信記録となりました。 宇宙ステーションと南極基地、極限環境に挑む日本の最前線基地同士ということでこれからも仲良くしていきたいですね。最後に、今回の交信成功にあたりご協力いただいたJARL,ARISSの皆様に感謝申し上げます。

国際宇宙ステーションにて
野口聡一

JARL:日本アマチュア無線連盟、ARISS:Amateur Radio on the ISS

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