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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

野口聡一宇宙飛行士

野口宇宙飛行士、実験やISSの運用に関わる作業を実施(2010年5月12日)

5月11日、野口宇宙飛行士は、欧州宇宙機関(ESA)が実施する、重力が植物の茎や根の成長に与える影響を調べるWAICO実験のサンプルを保管する作業や、定期的な音響計測に使用する機器のセットアップ、放射線量計の設置作業などを行いました。

また、オレッグ・コトフ、ティモシー・クリーマー両宇宙飛行士とともに、STS-132(ULF4)ミッションに備えて5月7日に実施したR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)の軌道上訓練の結果について、地上の専門家と意見を交わしました。

スペースシャトルは、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングする前に、ISS下方で機体を360度縦方向に回転させるRPMを実施します。この間、ISSのクルーは、スペースシャトルの機体の状態をカメラで撮影します。およそ90秒間のRPMにおいて、野口宇宙飛行士は時間の管理を担当する予定です。

5月12日、野口宇宙飛行士は、コトフ、クリーマー両宇宙飛行士とともに、ソユーズ宇宙船(21S)のドッキングポートの変更を行う予定です。ソユーズ宇宙船(21S)は、5月12日午後10時20分頃に「ザーリャ」(基本機能モジュール)下部から一旦分離し、およそ20分後、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)後方に再びドッキングする予定です。この模様はNASA TVで放送される予定です。

NASA TV

※特に断りのない限り、日付は日本時間です。

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